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 来週の朝ドラ『わろてんか』の見どころをご紹介!

てんの笑顔に包まれて……ふたりの思いはアメリカへ

 てん(葵わかな)に見守られて眠りにつく藤吉(松坂桃李)だけど、ちょっと様子が……。一体、彼の身に何が!?

 脳卒中で倒れた藤吉だったが、てんの献身的な看病のかいもあり、仕事復帰するまでに回復。

 新しい笑いを求め、てんと一緒に東京の寄席を視察するなど、倒れる前と同様、精力的に仕事に取り組んだ。

 そして栞(高橋一生)にアメリカのショービジネスに関する資料を依頼し、てんと夫婦ふたりでアメリカに行きたいという夢を明かした。

アメリカに渡っていた藤吉の母・啄子(鈴木京香)が突然、帰国。久しぶりの家族団らんを楽しむ、てんと藤吉だが……。(c)NHK

 一方、藤吉から“100年続く万歳を作れ”とゲキを飛ばされた総支配人の風太(濱田岳)は、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)にその願いを託す。

 そんなとき、再び藤吉が脳卒中で倒れてしまう。何とか一命を取りとめた藤吉に新しい万歳を見せたい、と風太はキースとアサリの尻を叩き、ついに完成した『しゃべくり漫才』。キースに芸の感想を聞かれた藤吉は、

「これからはお前とアサリが天下を取る時代や」

 と、エールを送った。その3日後、藤吉の容体が急変。つきっきりで看病するてんに対し“夢を見ていた”と、ふたりが出会ったときのことを静かに語りだした藤吉は、

「てんの笑顔に勇気づけられて、人生を楽しく生きてこられた」

 あふれ出る思いを聞く、てんの胸中は――。

“万歳”から“漫才”へ、キース&アサリのモデルは?

 庶民の生活の中に万歳のネタがある、と新しい芸を模索しているキースとアサリ。ふたりのモデルは“万歳”を、今の“漫才”へと変えた吉本興業の芸人、横山エンタツと花菱アチャコ。それまでの芸人のような和服ではなく、スーツ姿で会話のみの話芸「しゃべくり漫才」で一世を風靡(ふうび)した。現代のお笑いの原点ともいえる、エンタツ アチャコのエッセンスを、ドラマの中で大野と前野がどう表現するかに注目!

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