左上から時計周りに承子さま、彬子さま、眞子さま、佳子さま、瑶子さま、絢子さま

「嫁ぎ先である小室家の“金銭トラブル”が大きく報じられていたので、いったん延期になったのは、美智子さまもホッとされたのではないでしょうか」

 そう話すのは、とある宮内庁関係者。

 しかし、改めて結婚関連の儀式が'20年以降に延びたことで、降家される女性皇族が両陛下から祝福を受ける『朝見の儀』で少し“残念”な状況が生まれてしまうことに。

国民は、両陛下が初孫である眞子内親王殿下を祝福されるという微笑ましい映像を拝見できるはずでした。しかし、再来年の結婚となれば、御代替わり後ですから、『朝見の儀』は叔父と叔母にあたる現在の皇太子同妃両殿下が臨まれることになります」(宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん)

 今回の「結婚延期」は両陛下からも了承をいただいているというが、美智子さまは少し寂しい気持ちを持たれているのかもしれない。

 さらに、女性皇族方にも無視できない影響があるというのは皇室ジャーナリスト。

眞子さまが結婚を先送りにされたことで、ほかの独身の女性皇族方が事実上、動けなくなるからです。

 延期という“苦渋の決断”をされた眞子さまは、思い悩んでおられるのは間違いなく、その間にほかの皇族方が結婚を決めるのははばかられるでしょう

 現在、成年を迎えた独身の女性皇族は、秋篠宮家の次女・佳子さま(23)、寛仁親王家の長女・彬子さま(36)と次女・瑶子さま(34)、高円宮家の長女・承子さま(31)と三女の絢子さま(27)の5人(眞子さまを除く)。

女性皇族の中には、パーティーを開いて“婚活”をされている方もいるようです。

 その程度の“交際”ならば続けることはできますが、外でデートをされたり、両陛下や宮内庁に報告することは控えざるをえないでしょう。メディアに情報が漏れることで、眞子さまより結婚関係の話が先行してしまうからです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 国民の関心度が高い皇族ならではの悩みは深いということなのだろう。

「結果的に、交際が深まらずに婚期が遅れることにつながる可能性があります。

 眞子さまの妹・佳子さまも、すでに“いい人”がいてもおかしくありません。

 眞子さまのご判断は悪くないと思いますが、結婚関係の話が進められない可能性があるので、独身の女性皇族方は困惑されているのでは」(同・皇室ジャーナリスト)

 眞子さまと小室さんの「結婚延期」により、思わぬ“波紋”が広がっているようだ。