圭さんの誕生日にレストランで撮影された写真。しかし後日、佳代さんからクレームが

「秋篠宮家では、眞子さまのご結婚延期の件が尾を引いているようで、秋篠宮さま(52)を筆頭にピリピリしたムードが漂っている状況です」(秋篠宮家関係者)

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん(26)のご結婚が'20年まで延期されることが発表になって1か月。

 一般の結納にあたる『納采の儀』の日取りだった3月4日も過ぎた。家庭内では、根深い問題として受け止められ続けているという。

「来年5月のお代替わりに伴い、秋篠宮さまが皇嗣、紀子さま(51)も皇嗣妃になられます。待遇が厚くなり、職員数も現在の倍近くに増員される予定で、紀子さまは意気込んでおられるようです。

 しかし、今回の“前代未聞”の結婚延期で、そうとう頭を悩まされていると聞いています」(同・秋篠宮家関係者)

 当の眞子さまも、そんな家庭内の雰囲気を敏感に感じて元気がなくなり、食欲も減退されたままだそう。

 一方で、恋人・圭さんとの関係はどんな状況なのか。

12月初旬に神奈川県葉山町のフランス料理店で食事して以来、デートしていません。

 例の“借金トラブル”の記事が出たあと、圭さんに対して“なぜこんな大切なことを教えてくれなかったの”と怒ったそうで、ご関係が悪化している可能性があります。

 というのも、1月20日以降、圭さんは秋篠宮家を訪れておらず、おふたりは少なくとも1か月半、会っていないようですから」(宮内庁関係者)

 若いカップルがほとんど会えていないというのも酷な事実だが、おふたりの今後を左右するのは、やはり“あの問題”─。

「昨年末に『週刊女性』が第1報となった、圭さんの母・佳代さん(51)が抱えている元婚約者への400万円以上の借金が“鍵”を握ります。

 皇室にとって金銭トラブルはご法度ですし、借金の理由も圭さんの学費や留学費用、アナウンススクールの授業料などに使われていて、もはやご本人の問題として認識されていますから」(同・宮内庁関係者)

この2年間が正念場か

 この宮内庁関係者は、今回の約2年の延期期間を“借金トラブル”を処理する時間であるという見方を示す。

「宮内庁サイドは、おふたりが発表した文書に沿ったかたちで、結婚延期をあくまで“時間的余裕がないため”と主張していますが、本当の原因は小室家が抱える金銭問題であることは明白でしょう。

 さらに、期限付きの延期とした背景には、この2年間で小室家が元婚約者の男性に借金を返さなければ、話が進まないという意味あいがあるのだと思います

 借金を完済して、小室家に対する秋篠宮家の心情がクリアになるかどうかはさておき、当事者である佳代さんの元婚約者・竹田さん(仮名)は、こんな胸の内を吐露する。

「私としては、この延期期間で全額返済していただければ文句はありませんが、達成されなければ納得いきません。

 例えば、いったん騒動をおさめるために、小室さんが銀行で借りたお金を返済にあててくれるなど、何かしらの対応を取ってほしいと思います」

 しかし、小室さん側からはいまだ連絡がないそう。

 今では関係がこじれてしまったが、佳代さんと交際してから婚約解消するまでの数年間は、本当の父親のように圭さんに接した竹田さん。当時の思い出を次のように語る。

圭くんが成人したときの記念写真を帝国ホテルで撮影するというので、佳代さんも含めて車で連れて行きました。

 父親の敏勝さんが亡くなる以前も、よく帝国ホテルで写真を撮っていたそうで、思い出の場所なのでしょう。

 圭くんには“靴はいいものをはきなさい”と伝えていて、写真撮影の前に銀座の『S』という靴店で5万円くらいの革靴を買ってあげました

 その高級靴をはいて撮影に臨んだ圭さんだったが、婚約者である竹田さんは写真に入れてもらえず、つまりは“タクシーがわり”に。

「お祝いの言葉」にまさかのクレームも

成人したときの記念撮影では竹田さんがプレゼントした高級靴をはいて

 ほかにも、'10年のこんな出来事が佳代さんへの“違和感”を募らせていった。

「圭くんの誕生日を祝うため、東京・港区内の高層タワーの41階にあるフランス料理店『F』で食事会を開きました。

 その際にサプライズケーキを用意して、プレートにチョコレートでお祝いの意味を込めた英語のメッセージを、お店の外国人スタッフの方に書いてもらったんです。

 しかし後日、佳代さんが“あの英語は意味がよくないって圭ちゃんが言ってる”とクレームをつけてきて……。

 せっかく用意したのに、残念でした」(竹田さん、以下同)

 さらに、婚約してから間もなく、佳代さんは竹田さんにこんなお願いを……。

「婚約してから2か月後くらいに佳代さんから“竹田さんの生命保険の証書が欲しい”と言われたので渡しました。

 もともとの受取人は娘でしたが、婚約するにあたって佳代さんに書き換えたので証書のコピーを渡したところ、“死亡金が500万円では少ない”と言われたのです。

 私としては、亡くなったあとに自分のマンションを売却すれば、死亡金と合わせてそれなりの額になるので、問題ないと思っていたので、とても驚きましたね」

 婚約してから2か月で、生命保険の受取人になる手続きをすませていた佳代さんだが、連絡が来るときは、必ずお金を無心してくることに愛想を尽かした竹田さんは、'12年9月に婚約を解消。

 竹田さんはその後、それまで貸した約430万円を返金してほしい旨の文書を送った。その数日後、佳代さんと圭さんが竹田さん宅を訪れ、専門家に相談したのか、“贈与”だと主張する手紙を手渡してきたのだ。

竹田さんの返金要求に対する返答として、専門家と作成したと思われる佳代さんが用意した文書(表記金額は実際の借金額とは異なる)

《当初から婚約者に対し「差し上げたものだ。当初より返済を求めるつもりはありませんでした。」と発言しております。(中略)小室佳代が貴殿から贈与を受けたものであって貸し付けを受けたものではありません。従いましてその金銭について返済する気持ちはありません》

 そのときの話し合いでは、圭さんも「贈与だと認識しています」と言及していたそうだが、もちろん、竹田さんは「あげたつもりはないし、そう発言したこともない」と話す。

 そこで今回、独自に入手した佳代さんから竹田さんに送られたお金を要求する“ヘルプメール”に、佳代さん本人がはっきりと“借金”だと認識している記述があることを紹介する。

《申し訳ありませんが、当分の生活費をお借りしても良いでしょうか》

 さらに続くメールでは、慣れた様子で振込先を指定している。

《振込みはみずほで結構(みずほのカードしか持っていない)です。とりあえず10万円程お願いできますか》

 このメールを見てわかるとおり、佳代さんも竹田さんからのお金を“借りている”と認識している以上、今後も贈与だと主張し続けることは難しいだろう。

“贈与”だと主張し、返金しない佳代さんが竹田さんに以前送ったメールには《お借りしても良いでしょうか》という文言が(その1)
佳代さんが竹田さんに以前送ったメール(その2)

 とある宮内庁OBは、今年中に“決着”がつくのではと証言する。

今年の11月30日の秋篠宮さまのお誕生日までに、小室さん側から竹田さんに対して何かしらのコンタクトをとるだろうと聞いています。

 お誕生日の会見では、眞子さまのご結婚に関する質問が飛ぶでしょうから、対策が事前に打たれるはずです」

 さらに、今後の“道筋”もすでに決まっているはずだという。

「借金トラブルをどのように解決するかはわかりませんが、この問題をクリアにしないままには、結婚話は前に進まないでしょうね。

 とはいえ、宮内庁側が、小室さんの借金を肩代わりするということは絶対にありえません。

 結局は、この2年間で、小室さん側が何とかしてお金を用意し、一括返済、もしくは分割でも借金を完済するシナリオしか残されていないと思います」(同・宮内庁ОB)

 眞子さまと、小室さん母子は、今後どんな方向に舵を切っていくのだろうか─。