記者の質問に答えるナダル。目がコワい!

 15年の『キング・オブ・コント』で優勝。一躍人気者になったコロコロチキチキペッパーズなのに、最近はなぜか悪評ばかり。

“ヤバい”と言われているのはナダルさんだけです。白のタートルネックに丸刈り頭のほう。

 2月に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の『ひんしゅく体験 ナダル・アンビリバボー』で、芸人たちが驚きのエピソードを暴露していました」(芸能プロ関係者)

 先輩のネタを丸パクリ、女子トイレに侵入など、スタジオを凍りつかせるヤバい話ばかり――。

「この放送が第3弾の人気企画ですから、彼の危ない性格は知れ渡ってしまいましたね」(同・芸能プロ関係者)

 芸人仲間以外にも、ナダルの“アンビリバボー”な素顔を見てしまった人がいる。

「昨年のバレンタインデーに、ナダルさんと飲み会をしました。彼のお友達と私の友人の4人です」

 そう語るのは広瀬すず似の20代女性・A子さん。目黒の個室居酒屋に現れたナダルは、タートルネックではなくて渋いグリーンのトレーナー姿。

おしゃれなジャイアンって感じ(笑)。“ギャグやって!”と言うと、“やっべぇぞ”を連発してました。ネタを安売りしすぎでしたけどね」(A子さん、以下同)

 酔いがまわってくると、自慢のトークが爆発。

「“オレ、めっちゃ髪の毛ないように見えるやん。でもちょっとだけ生えてんねん”と頭を触らせてくれました。ナダルさんは“めっちゃ柔らかいっしょ”とご満悦。すごく盛り上がりましたね」

 楽しい飲み会だったが、A子さんはひとつだけ気になっっていることがあったという。

「キャベツのバーニャカウダーの食べ方が独特で……。キャベツについたソースを一回、全部なめてから食べるんです。だから毎回、口のまわりがソースでベタベタになっていました。ちょっと変わった人なんだなって思っていました」

 2次会に行く流れになってタクシーに乗り込むと、到着したのはなぜかナダルの自宅。このあたりから、ちょっと雲行きが怪しくなってくる……。

部屋に入るなりナダルさんはテレビをつけて録画していたバラエティー番組を流し始めたんです。ロンハーなど、すべて彼が出演したときのもの。3、4時間は見させられました。番組を見ながら、“どう?”“これ、おもしろいでしょ?”“この切り返し、よくない?”と何度も感想を求められました

 ふと壁を見ると、ビッシリと貼られたファンレターを発見してしまう。

「いい人なんだなと思いましたが、ちょっと怖かったですね……」

 4人で寝転んでテレビを見ていると、ナダルが動いた。

「足を私の太ももにスリスリしてきて……。何!? と思ってナダルさんの顔を見ると無表情!  寝たら危険だと思い、隣の友人とLINEを送りあって、お互い眠らないように気をつけていました」

 部屋は、いつの間にか間接照明のみで薄暗くなっていた。

ちょっと居眠りしちゃったんです。するといきなり彼が横になった私の顔を両手でガッとはさんで、“大丈夫?”と顔を近づけられて……。

 そのときの彼の顔も無表情でした。完全な“無”なんです」

 そんな攻防が延々と続く中、ついに彼が疲れ果て眠ってしまい、勝負あり。2人は、無事に始発電車で帰ったという。

 真相を確かめるため、3月下旬、仕事終わりのナダルを直撃した。

記者の名刺を芸人仲間に見せながら、不安げな表情で立ち去った

――すみません、昨年のバレンタインデーに女性2人と飲み会をされましたよね?

「あー、……はい」

――2次会はナダルさんの家で飲むことになり、出演番組を数時間見せ続けたとか?

「あー、あったかもしれないですね」

――今もファンレターは壁に貼っていますか?

あー、ファンの方からいただいたものは全部壁に貼っていますね

 ファン思いの一面をのぞかせた。すると、突然目をギラつかせてキョロキョロし始めたナダル。

これ、ヤバい話ではないですよね……?

――でも女性の口説き方は、“やっべぇぞ!”。

「ハハハ……」

 と、彼は力なく笑った。ナダルさん、このネタはやっぱり“やっべぇぞ!”。