リハーサルでは緊張しつつも、おちゃめな表情でカメラにサービス 撮影/日本雑誌協会代表取材

「とちのしーん!」

 5月30日に行われた栃ノ心(30)の大関昇進伝達式は、平日朝にもかかわらず多くの人たちが詰めかけた。

 身長191センチ、体重169キロ。怪力で相手を持ち上げるが、新入幕から大関になるスピードは史上“最遅”。式では何度も汗をふき「夜は5、6回起きちゃった」と小心者な一面も。

 式を見守ったファン・村井多実子さんは「栃ノ心は、対応がとってもいいんですよ! 必ず写真を撮らせてくれたりサインを書いてくれる」。

稽古帰りでも快くサイン(読者提供)

 

 増井孝充さんも「花束を渡したら、テレビでそのことを自慢してくれたんだよ」と笑顔。

 人気のヒミツはそれだけではない。別の女性は「大関の筋肉ファン♪ おなかに脂肪があるのに、力を入れると腹筋が割れているのがわかる!」と、たくましさにメロメロ♪ 

 いかつい身体とこまやかな心遣いのギャップがファンには“こたえられない”のだ。

祖国ジョージアの国旗を掲げてニッコリ 撮影/吉岡竜紀