タッキーは“監視の目”も養う必要がある!?(写真はイメージです)

 芸能界の表舞台から引退し、ジャニーズ事務所の屋台骨となるべく裏方のスタッフになることを発表した滝沢秀明(36)。

 その初仕事は、12月から帝国劇場で行われるJr.中心の舞台『ジャニーズ King & Prince アイランド』と言われているが、

「製作発表の際に、ジャニー喜多川社長(86)が、この舞台に、彼にも大きな関わりを持たせると明言したんです。帝王学を直に伝えたいのと同時に、現場での演者やスタッフの様子を探ることを、本格化させる狙いがあるようですね。

 基本的にジャニーさんは現場主義でしたが、高齢ということもありますし、長時間は現場にいられない。そのため、周りの本音が耳に届きにくくなっているわけです。そこに滝沢が動くことで、風通しを良くしたいという強い気持ちがあるんですよ」(芸能事務所関係者)

ある事件がきっかけ

 この決断の背景には、事務所の存続に関わる深刻な事態が、くすぶっているからなのだという。

「ここ数年の間で、事務所内のスタッフが大量離脱したり、Jr.とともに別事務所に移籍しようとする流れが継続してあるようなんです」

 というのは、前出の事務所関係者。そこには、2年前のある事件が関係しているという。関係者が続ける。

「有名なのは、2年前、自称“社交界のプリンス”という、熊谷裕樹が逮捕された事件でしょう。元ジャニーズJr.の少年を含む、当時、中3から高3までの少年5人で結成されたアイドルグループをデビューさせ、新宿区内の高級マンションでメンバーと共同生活を送っていました。

 彼らに自分のことを“王子様”と呼ばせ、身の回りの世話をさせていました。そして卑猥な画像を撮ったり、暴行し大ケガを負わせたことで逮捕となったわけですが、この逮捕直前に熊谷は、最大手の芸能事務所社長と面会し『中国の資本で第2のジャニーズ事務所を作る準備をしている。他にもJr.は大勢いて、何組もデビューさせることができる。マネジメント仲間もいるので、一緒にやりませんか』とガチで話していたんです

 手口は、知り合いのJr.に引き抜きを指示し、自分が主催するパーティに連れてこさせて取り込むというもの。

 当然、それらの情報は、ジャニー社長の耳にも入っていた。ジャニー社長は、当時、熊谷がミリタリーっぽい服を着ていたことから『ミリタリー男』と呼んで警戒していたという。 

 ジャニーズという大きな組織だけに、その手の話はよくあること。

 このような事件を二度と起こさないためにも、ジャニー社長は滝沢の存在を大いに生かし、現場で変な動きはないかなど、監視の目も養っていってもらいたいよう。

 ジャニー社長にとって長年の夢であった、未来のタレントを育成する養成所計画然り、“滝沢体制”に移行していく中、さまざまな横槍もあるかもしれない。ジャニー社長とタッキーは、事務所を守りきることができるのだろうか。

<取材・文/宮崎浩>