吉澤ひとみ

 吉澤ひとみが引退を発表して1週間が過ぎた。

 現在彼女は、東京近郊の病院に入院し“アルコール依存症”の治療にあたっているという。

 もはや芸能人ではなく私人となったわけだが、事件が決着していないということもあり、マスコミはまだ彼女を追うことをやめてはいない。  

 引退発表が出される前までは、所属事務所が契約解除に関して逡巡していたという話もあったが、

「前代未聞の悪質な事件を引き起こしたのですから、契約解除は当たり前だと思います。事務所サイドは早くから決めていたようですが、彼女の貢献度を考えて、本人の意思を一応、確認したということでしょう。それに喫煙で加護亜衣をクビにしたのに、吉澤に対して“温情判決”を下すわけにはいかないですしね」(芸能プロ関係者)

収入が途絶えた影響

 ということで、これ以降、彼女は自分で事件の後始末をするのだろう。仕事を失ったいま、さぞかし頭を痛めているはずだ。

 一部週刊誌では吉澤の収入が途絶える影響について、現在住むマンションの家賃が重くのしかかってくるだろうと報じている。

 だが、そんな心配は無用だという人も。

精神的には相当参っているようですが、契約解除は覚悟していたようです。経済的なことに関していえば、夫がネット関連企業の社長といういうこともあり、そもそも吉澤は生活費を稼ぐために仕事をしていたというわけではありません。ブログで“セレブ自慢”をしていたほどですから(笑)」(前出・芸能プロ関係者)

 50万円とされている家賃は問題ないようだ。

 引退しても、生活に困ることはなさそうだが、芸能人が引退するとセットで出てくる“復帰”に関してはどうだろう。

必要に迫られることがないなら、本人も無理して復帰しようとは思わないでしょうただ、今後もし離婚するようなことがあれば、その可能性はあるんじゃないでしょうか。そもそも世間は許さないと思いますが、もし復帰したとしても酒井法子さんのようにテレビへの露出はなく、イベントや営業が仕事の中心になると思います」(前出・芸能プロ関係者)

 ファンにとっては寂しいかぎりだ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。