ここ数年、ずば抜けた演技力で俳優としても躍進中のジュノ（28）。最新作『油っぽいメロ（原題）』では、仕事に厳しい腕利きシェフに変身した。
「今回、中華鍋と包丁の使い方を習ったのですが、実はこれまで料理とは縁遠く、包丁で切るのもぎこちなかったんです。その僕があんなにもうまく使えるようになるなんて！ 感心しました（笑）。
中華料理の魅力も知ったので、時間があれば周りの人にも作ってあげたいですね。ただ、残念ながら中華鍋と火力が必要なので、たぶん作ってあげられないと思います（笑）」
演じたプンは、ジュノいわく「仕事に対して我が強く、信念を持つ男」。
その頑固さゆえ店を追放されるのだが、人生のどん底で出会うのが、お嬢様育ちながらジャージャー麺を好むセウだ。
「プンは10年以上、愛し続ける初恋のダリにお弁当を届けるのですが、彼女はそれを捨ててしまうんです。一方で、セウはプンが作った料理を美味しいと言って食べてくれます。プンは料理で愛情を表現する人なので、そんな気持ちを受け止めて美味しく食べてくれるセウに惹かれたのだと思います」
2人の愛のカギを握るのがフォーチュンクッキー。ジュノは占いを信じる？
「占いは母親が結果を送ってくることもあるし、ネットで調べたり、友達から聞くこともあります（笑）。面白いから見ますが、よいことだけを信じますね（笑）」
本作最大の見どころが、プンのツンデレぶり。ジュノ自身、恋愛ではツンデレタイプ？
「僕は相手に負担をかけたくないタイプだと思いますので、自然に僕の存在を大きくしていこうとします。あ～でも、本当に好きな人ができたら、積極的にアタックしていくかも？ 僕は人によって違うような気がします。いろいろ想像してみてください（笑）」
Q.2PMのメンバーからの反応は？
「特に反応は、ないですね（笑）。「頑張れよ！」と声をかけてくれましたけど。メンバーが出るからといって、毎回ドラマを見る必要ってないと思いませんか？ だって、出演しているメンバーが一生懸命にやっているというのは、知っているので」
Q.俳優として意識していることは？
「僕が欲しいものは、“自然さ”。台本を初めて読んだときに感じた気持ちを生かせるように努力しています。もちろんアドバイスを受け入れることもしますが、結局は最初に感じたものがいちばん自然だと思うんです」
＜作品情報＞
『油っぽいメロ（原題）』
年末年始一挙放送
CS放送『KNTV』にて来年1月１日（火・祝）夜９時50分～深夜２時15分
※4話連続放送
1月2日～4日（水～金）夜8時50分～深夜２時15分
※5話連続放送