ジャガーズ ちーやん(42・左)ジャガーともひろ(36・右) 撮影/齋藤周造

 実の兄弟で大のジャニーズファン! ジャニーズモノマネを得意とするお笑いコンビ・ジャガーズが、10月31日に『カスカー・ド・アーラ』でCDデビュー。

 ジャニーズを好きになったきっかけは? いつもどんなふうにネタを作ってる? 今いちばん気になるJr.は? デビュー同期のKing & Princeのことはどう思う? など、2人のジャニーズ愛があふれまくるインタビューをたっぷりお届けします!

――まず最初に、“ジャニーズとの出会い”を教えてください!

ちーやん「小さいころから母親とテレビでよく歌番組を見ていて、少年隊やシブがき隊を好きになったのが最初だったと思います」

ともひろ「そうですね。2人がすでにジャニーズ好きだったから、僕は生まれた時から(笑)。よく3人で一緒にテレビ見てたよね」

ちーやん「僕は光GENJIの山本淳一くん、弟は内海光司くんのファンでした」

――モノマネを始めたきっかけは?

ともひろ「僕が覚えているのは、保育園で光GENJIみたいにフローリングの上を靴下で滑って遊んだこと(笑)」

――初めて作ったジャニーズものまねのネタは覚えてますか?

ともひろ「なんだったかな〜?」

ちーやん“MステでKinKi Kidsがバラードを歌うときに周りにいるちびっこジャニーズJr.”じゃない? 体育座りで揺れてる子たち」

体育座りで揺れてるジャニーズJr.を再現 撮影/齋藤周造

――お二人の、すごく細かかったりマニアックだったり、豊富なネタ作りの方法が気になります!

ちーやん「ジャニーズのコンサートに行ったあと、気になったことを提案して……」

ともひろ「お互いの反応が悪かったらボツ。2人が“わかる〜!”ってなったものだけネタにします」

ちーやん「顔のそっくりさんは出てきただけでわかってもらえるし面白いけど、僕たちは似てないから、動きで伝えようと指先まで意識するようにしてます」

ともひろ「モノマネに関しては、ゼロから作り出すことだけはしないですね。ほんのちょっとの動きを10倍くらいに膨らませてやることはありますけど(笑)。くりぃむしちゅーの上田さん、ちーやんの亀梨くんのモノマネを見て、“亀梨くんに見える”って言ってくれたよね。毎週、本物の亀梨くんに会ってる人なのに」

――それだけ細かく研究されてるってことですね。モノマネといえば、A.B.C-Zの河合郁人さんもジャニーズのモノマネをしている印象があります。

ちーやん「河合くんは元祖モノマネ師匠(笑)。彼も、ジャニーズの先輩たちの細かいモノマネをよくやっていて、僕もよく見ていたんです。

 ある日、共演した時に“モノマネ見てます!!”って河合くんから言ってくれて、それからは会うたびに裏でジャニーズトークが止まらない。河合くん自身もジャニヲタだから盛り上がっちゃって。でも、ふと“……あれ? 今ジャニーズの人と喋ってる!!”って気づくんですよね(笑)」

――ジャガーズのお二人はコンサート会場で、ファンの方達に気づかれることもあるのでは?

ちーやん「よく声をかけてもらえるのは、Sexy ZoneやHey! Say! JUMPの現場かな?」

ともひろ「うん、多いかも」

――グループごとにファンの方の特徴ってありますか?

ちーやん「歓声の違いとか! 例えば、Hey! Say! JUMPの山田くんが“大好きだよ”って言うと、会場は“キャ〜!!”って反応。でも、V6で井ノ原くんが同じように“愛してるぜ!”って言うと、お客さんは(語尾が上がる感じで)“フゥ〜!!”って」

ともひろ「ちょっと笑ってる感じなんだよね(笑)。いい意味で、すごくアットホームな空気なんですよ」

ちーやん「V6さんの現場で声をかけてもらうとき、大体が“お疲れ様で〜す”って、対応も大人だったりね(笑)」

ーーコンサートも凝った演出が多いですよね。印象深い思い出を教えてください。

ともひろ「ジャニーズのコンサートは、トロッコで客席を回ってくれる演出が素晴らしい! 横浜アリーナなんかは、トロッコに乗ってくれるとすごく近いんです。でも、近くだからこそ露骨に“干された!”って思うことも多くて、僕の目の前に来た瞬間、風磨くんに思いっきり後ろ向かれたことがありますね(笑)。

 2週間後に一緒の現場があったので、本人に“俺のこと干したでしょ!!”って伝えたら“えっ!? どの辺にいたんですか〜!”ってめっちゃ笑ってました(笑)」

ライブで歌うジャガーズ 撮影/齋藤周造

――Jr.の子たちもチェックされてると思うのですが、今いちばん注目しているのは?

ともひろ「僕はSixTONESの松村北斗くん! 顔が小さくてスラッとしていて……まず見た目が好き。 “いちばん好きな顔です!”って伝えたんだけど、北斗くんは“ありがとうございます! それ、どんどん言ってください!”って言ってくれてうれしかった(笑)。ちーやんは?」

ちーやん「僕は関西ジャニーズJr.の西畑大吾くんがすごく好き。僕たち、芸歴は長いけどなかなか日の目を浴びられずとも諦めずやってきた“雑草魂”があるので、東京と比べて、露出が少ない関西を引っ張っている西畑くんは、見ていて“頑張れ〜!”って気持ちになる。あとは、7MEN侍の中村嶺亜くんもイケメンだと思う!」

――す、すごい……私もチェックします! 遅くなりましたが、CDデビューおめでとうございます!

2人「ありがとうございます!!」

――CDデビューは、ちーやんさんの夢だったとか。ジャニーズだと、King & Princeと同期になりますね!

ともひろ「キンプリは、今まで一方的に見ていたジャニーズの方々と違って、Jr.時代に一緒にお仕事をさせてもらったり何かと絡みがあったグループなので、紅白出場が決まったのも自分のことにようにうれしかったです。親心というか、弟というか……」

ちーやん「紅白の会見の時も、(平野)紫耀くんの挨拶にドキドキしちゃいました(笑)。普段は天然なのに、ちゃんと話せていて頼もしかった〜! 当日も、今後のネタ研究のために見ようと思ってます」

――デビュー曲『カスカー・ド・アーラ』には、ジャニーズ愛がたくさん詰まっているとお聞きしました。

ともひろ「歌詞の中に、“隠れJ”が18個入ってます! 歌詞の並び順にも意味があったり、振り付けと歌詞を連動させていたり」

ちーやん「僕、最初に歌詞を見たとき6個くらいしかわからなかった〜」

ともひろ「それは少なすぎじゃない!? もっとたくさん仕掛けはあるんですけど、みなさんにはその謎解きも楽しんでもらいたいので、ここでは秘密にします(笑)」

笑顔でネタを披露するジャガーズ 撮影/齋藤周造

※写真は11月2日に行われた『ジャガーズアイドルライブin新宿〜夢のメジャーデビュー徳間ジャパンさんありがとう〜』で撮影したものです。

<プロフィール>
兄・ちーやん◎1976年7月8日生まれ。全てのジャニーズグループのファンクラブに加入。グッズは絶対に買いたい派で、チケットは弟の分も毎回買ってあげる。コンサートには平均、年6回+舞台。2019年の目標は「風邪をひかないことと、レギュラー番組を持ってジャニーズの方たちと共演すること!」

弟・ジャガーともひろ◎1982年1月24日生まれ。初めて参戦したジャニーズのコンサートは、1998年に開催されたジャニーズJr.初の単独コンサート『素顔』。いちばん好きな会場は代々木第一体育館。「駅からのアクセスもいいしジャニーズショップも近い。敷地を区切る柵の中に入るとワクワクする!」


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1204円+税

■ジャガーズ全国ツアー 2019 in福島・仙台
・2019年1月5日(土)福島アオウゼ多目的ホール
・2019年1月6日(日)仙台darwin
ともに前売り2500円、当日3000円

■詳細は2人の公式ブログ&ツイッターへ!
公式ブログ/https://ameblo.jp/moto-0616/
ちーやん/@chifumi88148814
ジャガーともひろ/@nagabuchi0124