写真はイメージです

 2月13日発売の雑誌『anan』で、Hey! Say! JUMPの高木雄也が表紙と特集グラビアで、ヌードを披露することがわかった。

「高木くんには申し訳ないのですが、正直、少し驚きました。山田くんや中島くんより先なんだって(笑)」

 と、ジャニーズに詳しいあるテレビ誌記者は言う。

ついに“高木時代”到来か!?

「もちろん、セクシーで魅力的なメンバーですが、体型面ではちょっと太りやすくてダイエットを繰り返すようなイメージ。そんな彼が、『anan』の、しかもカラダづくりの特集でのヌード。すごくがんばったんだなぁ、という感慨深さとともに、ついに“高木時代”が来るのかという予感すら漂ってきます」(同記者)

 高木はHey! Say! JUMPの前身グループにあたる5人組グループ『Hey! Say! 7』(期間限定ユニット)のメンバーとして、中島裕翔、山田涼介、知念侑李、有岡大貴と限定CDデビューを飾っている。

「Hey! Say! JUMPとしてデビューしてからは、大人気ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)3作目のメイン生徒役に抜擢され、シングル曲でも山田くんとのダブルセンターを担当し、初期のJUMPでは中心にいたメンバーでした」(同記者)

 その後、少しずつ“後列”に下がっていくことになるが、昨年、八乙女光とダブル主演を果たした舞台の評価が高く、テレビ東京での人気バラエティのレギュラーに抜擢された。

 先の記者が続ける。

「さらに先日、大地真央主演の舞台にV6の長野博くんとともに出演することが発表されました。じわじわ個人の仕事が増えてきている流れでの『anan』ヌードですから、いい風の中にいることは間違いないです」

 グループ内で高木の人気はと言うと、「正直、真ん中より下」(テレビ誌記者)とのことだが、同記者は、こんな傾向があるともいう。

「JUMP推しじゃないジャニーズファンが、JUMPで好きなメンバーは? というと、高木くんをあげることが多いんです」

 Hey! Say! JUMPは、結成時から圧倒的な人気をほこる山田涼介をはじめ、その身長から“ちびーず”と呼ばれる知念侑李、有岡大貴など、小柄で少年的なキラキラさが魅力となるメンバーが、人気を引っ張るグループであった。

「JUMPは“子どもっぽいグループ”という印象が強いですが、クールさを求めるファンはグループ内でいうと、大人っぽくてセクシーな高木くんにハマる傾向にあります」

 とはいえ、素の高木は、そんなイメージとは真逆のキャラだったりもする。前出のテレビ誌記者が言う。

「けっこうヘタレなところがあったり、ちょっと天然なところもある。そして、お母さんのことを『ママ』と呼び、『ママのおにぎり(おかか味)』が好きだったり、野菜のことをなんでも『サラダ』と言うなど、見た目とのギャップ感が愛されています。そんなこともあり、番組内でオネエ疑惑がもたれるほど(笑)」

 社交性があり、サーフィンが趣味。ジャニーズ以外の芸能人や、一般人の友だちも多いと言う。

「その一方で、一時期はグループ内の居心地が悪かったのか、楽屋などで1人行動することが多かったようです。でも最近は、メンバーから『誰よりもJUMP愛が強い』と言われるなど、どこかで意識が変わったのだと思います」(テレビ誌記者)

 デビュー間もない頃に出演したドラマ『ごくせん』では、その演技のたどたどしさが、ある意味、神がかっているとネット上で「神演技」「高木神」「ネ申」という嬉しくない呼び名もあったが、

「その後、経験を重ねたことで、いい味の演技ができるようになりました。昨年の舞台の評価も高かった。もう彼を、『ネ申』なんていう人はいないでしょう。

 Hey! Say! JUMPは、初期の山田くん一強の時代から、伊野尾くんが大学卒業以降、一気にトップクラスに駆け上がっていった。もともと人気のある知念くん、有岡くんに続き、人気ドラマでの経験を活かして中島くんも実力をつけてきた。

 その陰で少し控えめだった高木くんでしたが、大人の魅力あふれる今回のヌードをきっかけに、新たなJUMPファンを生む可能性が高いですね」(芸能ジャーナリスト)

 高木雄也ーー。新元号を迎えるHey! Say! JUMPの秘密兵器となりそうな予感だ。

<取材・文/渋谷恭太郎>