山下智久

 次々と発生する難事件を天才科学者が鮮やかに解決していく『インハンド』(TBS系)。主人公の科学者を演じるのは、右手に義手をつけている山下智久(34)だ。

「同名漫画が原作で、ロボットの義手を自在に操るという設定。そのため、山下さんは義手で自然な動きができるように、撮影の合間も練習しています。役者魂を感じますよね」(テレビ誌ライター)

 さらには、左手の使い方にもこだわりを見せている。

「撮影中はずっと右手に義手をつけて、左手で生活するように心がけているみたいです。山下さんはかなり器用で、食事するときも上手に左手で食べていますよ」(同・テレビ誌ライター)

 そんな山下には、ほかにも器用な一面が。

「研究所をセグウェイで移動するシーンがあるのですが、山下さんは乗り方をすぐにマスター。現場でスイスイ乗りこなしています」(制作スタッフ)

 休憩のときも、このセグウェイで遊んでいるようで、

「無愛想で人に対して無関心という役設定のため、撮影中は常にクール。でも、このときばかりは、リラックスした笑顔を見せています」(同・制作スタッフ)

 もうひとつ、山下を笑顔にさせているものがある。

動物に興味津々の山下智久

「山下さんが演じる主人公は寄生虫学者で、自宅兼研究室の植物園の中で引きこもって暮らしています。そのため、撮影現場には犬はもちろん、亀やヘビなど、たくさんの生き物がいるのですが、山下さんは動物たちに興味津々でよく観察していますよ」(TBS関係者)

 中でも、山下がどハマりしている動物がいるという。

「現場には数種類の犬がいるのですが、実は山下さんは犬が大好きなんです。撮影の合間にはよく犬に話しかけたり、一緒に遊んだりしていますよ」(同・TBS関係者)

 特にお気に入りが、1頭100万円もするものもいるという犬種“サモエド”。

愛くるしいサモエド

「山下さんは、白いモフモフした毛、さらに口元が緩んで笑っているように見える顔のサモエドの『サモン』というタレント犬にヤラれちゃったみたいです。ほかの出演者たちもサモンと遊びたがるので、ときには奪い合いになるんだとか(笑)」(別の制作スタッフ)

 ちなみに、共演の菜々緒も動物好きなようで、

「大蛇を持ち上げるシーンがあったのですが、菜々緒さんは“ヘビは全然ヘーキ!”と言っていました。撮影の合間にヘビの身体をなでていましたから(笑)」(同・別の制作スタッフ)

 動物たちのおかげで、現場も和気あいあいのようだ。