純烈 撮影/佐藤靖彦

(4人のフォーメーションになってから)すでに30件ほどいろんな会場を回ったので、最初は本当に大変でしたけど、なんとか慣れました」(リーダーの酒井一圭・43)

全国コンサートツアーがスタート

 スーパー銭湯アイドル・純烈の全国コンサートツアーがスタート。4月23日、東京国際フォーラムで初日公演を行った。

 この日は5月15日に発売する新曲『純烈のハッピーバースデー』を初披露。

 新曲のサビ部分には、ピースサインを作った指を上下に動かす「ハッピーチョキチョキダンス」と名づけられた振りが入る。「健康センターのおじいちゃん、おばあちゃんとか子どもたちとも踊れるように。でも世界の最新の流行が入っているんですよ」(酒井)

 振り付けはメンバーの熱烈なリクエストにより、DA PUMPのTOMOとU-YEAHが担当した。ただ、メンバーのダンス能力のなさを知りながら、ヒット曲『U.S.A.』の中に登場する、あえて難しい振り付けを入れてきたとのことで、「DA PUMP、ドSですよ!」(酒井)。

 また、メインボーカルの白川裕二郎(42)は「いちばん怖いのはDA PUMPさんが健康センターに進出してくることですよ」と複雑(?)な胸の内を語った。

 昼公演には“鬼コーチ”であるTOMOとU-YEAHがサプライズで登場。そんな2人に対し酒井が「あなたたちDA PUMPのライブ会場も、何年かしたらこうなるんですよ!」とスーパー銭湯で培ったお得意の客いじりを披露すると、会場は爆笑の渦に。

 6月12日には、彼らにとって最大規模の会場であり、かつ運命の地ともいえる紅白歌合戦の舞台であるNHKホールでの公演が控えている。

1月に大騒動がありましたけど、デビューして11年支えてくれたみんなのことを考えると、あえて空気を読まず、もう1回、(紅白出場を)目指したいですね」(酒井)