原田龍二

 複数のファン女性との“車内不倫”を『週刊文春』に報じられた原田龍二が、時間も内容も“無制限”の釈明会見を行った。原田は報じられた内容を全て認めたうえで、「妻と2人の子供に悲しくつらい思いをさせてしまったことを深く反省しております」と謝罪した。

会見では、どんな質問にも答えると言った通り、かなり際どい、突っ込んだ内容の質問にも正直に答えていましたが、中には『そこまで聞くか?』というものもありました」(スポーツ紙記者)

 原田には2001年に結婚した妻との間に高校2年の長男と中学1年の長女がいる。今回の報道を受けて、妻からは「バカ」「原田、アウト!」とたしなめられたという。

『アウト』は原田が出演していた『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)の罰ゲームのフレーズです。奥さんはそれに絡めたのでしょうが、多感な2人の子どもたちは、理解しがたいでしょうね。原田は『今後の行動を見てほしい。信頼を取り戻したい』と謝罪したそうですが……」(同前)

 原田の“車内”不倫の「セコさ」から、引き合いに出されるのが“アパ不倫”が話題になった袴田吉彦だ。

「袴田は不倫が発覚してから離婚、しばらくするとバラエティー番組などで、自ら“アパ不倫”をネタにしていますが、原田の場合はどうでしょう。

 会見の前には、金曜MCを務める情報番組『5時に夢中』(TOKYO MX)に出演し、冒頭から謝罪しました。その前にも、義妹である松本明子も『家族会議をしました』と一家で話し合ったことを明かし、家族の仲の良さを強調していました」(女性誌記者)

 原田も、潔く謝罪したことで『袴田化』するのではと見る向きもあるが、「それは、あくまで芸能界でのこと。家庭では、特に子どもたちは、そう簡単に心の壁を破ってはくれないのでは」と話すのは、別のスポーツ紙記者だ。

NHKは5月31日に放送予定だった原田の出演番組『にっぽん ぐるり えぇトコ』の内容を変更しました。原田の場合、罪を犯したというわけではありませんが、車内での情事ということで、NHKも差し替えたのでしょう。それだけでもコトの重大さを物語っています

 原田は離婚や自宅を追い出されるようなことは今のところない、と話しているが、子どもたちの信頼を取り戻すには、「一生アウト」を覚悟するぐらいの時間を要すかもしれない。

<取材・文/小窪誠子>