イラスト/高松啓二

 世界的に大人気な有名セレブは言うこともやることもケタ違い!? 思わず誰かに言いたくなる、ニュースやウワサまで、現地からフレッシュでホットなネタをお届けします!

ハリウッドきっての知性派女優
ナタリー・ポートマン、黒歴史はなかったことに?

 清純派優等生として知られてきた若き日のナタリー・ポートマン(37)に、意外な過去が!? 暴露したのは、ミュージシャンのモービー(53)。

 最近出版した自伝本で、彼は、33歳のときに彼女と付き合っていたと書いたのだ。

 だが、ナタリーはただちに否定。彼女によると、当時、「高校を出たばかりの私に色目を使ってくる気持ち悪い年上の男」と思っていたとのこと。モービーは「証拠写真もある」「友達と思っていた人からウソをつかれて傷ついた」と反撃するも、結局は、承諾なくその部分を本に入れたことを謝罪した。

 今や2人の子の母である彼女にすれば、その黒歴史はなかったことにしたいのかも。それもわかるし、ずっと年上の人に惹かれる18歳の心理も、わからなくもない。

ナタリー・ポートマン

『レオン』の子役でデビュー。『ブラック・スワン』でオスカー主演女優賞を受賞。同作品でコレオグラファーを務めたベンジャミン・ミルピエとの間に息子と娘がいる。

歌手デビューから21年!
37歳にして、まだパパがお金を管理するブリトニー・スピアーズの今後

イラスト/高松啓二

 37歳でミリオネアなのに、自分で好きにお金を使えない?

 そんな状況にあるのが、ブリトニー・スピアーズ。そうなった原因は、離婚したばかりのころ、彼女が依存症や精神不安定に悩まされたこと。

 そのとき裁判所は彼女の父ジェイミーにお金の管理を任せるとしたのだ。

 しかしそれは2008年の話。もはや彼女はその状態を乗り越え、キャリア的にもカムバックしたのに、今もそれは変わらず。最近は、父親が彼女をコントロールするやり方への疑問が浮上し、ファンの間で「#FreeBritney(ブリトニーを自由に)」運動が起こっている。

 そんな後でも、裁判所は、最近、再び父親がお金の管理をすることを認めた。彼女はファンに「大丈夫だから」とツイートしているが、彼女がちゃんとひとり立ちさせてもらえる日は、いつ来るのだろうか。

ブリトニー・スピアーズ

 10代後半で世界中に大勢のファンを持つポップスターに。22歳でバックダンサーのケヴィン・フェダーラインと結婚し、2人の息子を授かるも、離婚。最近はまた香水を出したり、ラスベガスでショーを行うなど、キャリアは復活している。

キャプテン・スパロウも形無し!?
離婚から2年、まだ終わらないジョニデと元妻の争い

イラスト/高松啓二

 アンバー・ハード(33)がジョニー・デップ(55)に離婚申請したのは2016年5月、離婚条件に合意がなされたのは同年8月。

 だが、今になってまたふたりの間で訴訟が起きている。昨年12月、アンバーが新聞にDV被害者としての意見記事を書いたせいだ。名指しこそしていないものの、それがジョニーであることは誰の目にも明らか。

 それを受けて3月、ジョニーは名誉毀損で彼女を告発。その中で、彼は、彼女がDVを受けてケガをしたと言っている日に撮影されたセキュリティービデオ(そのビデオで彼女にはまったくあざがないらしい)などの証拠や、当日彼女を見た人の証言などがたくさんあると主張。DVを受けていたのはむしろ自分のほうだとも述べた。

 それを受けて4月にアンバー側が裁判所に棄却願いを出すと、翌月、ジョニーはさらに「私は一生をかけて彼女が言っていることを否定し続けます」と裁判所に訴えている。このままだと、この争いは法廷に持っていかれそうな感じ。ふたりが本当に過去を過去にできるのは、いつになるのやら。

ジョニー・デップ

 代表作はいうまでもなく『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。この1作目を含め3回オスカーにノミネートされている。最新作は『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。次回作は日本を舞台にした『Minamata』。

世界が羨むおしどり夫婦
ライアン・レイノルズ夫妻、年内に3人目が誕生予定

イラスト/高松啓二

 ライアン・レイノルズ(42)と結婚する前、ブレイク・ライヴリー(31)は、犬や猫が産むみたいにたくさん子どもをつくりたいと語っていた。どうやら彼女はその誓いを守っている(?)様子。

 すでに2人の娘を持つ夫妻には、年内にも3人目が生まれる予定なのだ。

 最近も、ライアンが新作を撮影中のボストンで、大きなお腹のブレイクがパパラッチされている。ライアン自身は4人兄弟の末っ子。ブレイクも4人の兄と姉がいる。わいわい言って育ったふたりが築く家庭は、それよりも大きく、さらに楽しくなるかも。

ライアン・レイノルズ

 カナダ生まれ。代表作は『デッドプール』、最新作は『名探偵ピカチュウ』。ブレイク・ライヴリーとは『グリーン・ランタン』での共演で知り合う。前妻はスカーレット・ヨハンソン。

<取材・文 猿渡由紀>
LA在住映画ジャーナリスト。女性誌編集者(映画担当)を経て渡米。LAをベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事、ハリウッド事情のコラムを、多くの雑誌や新聞、ウェブサイトに寄稿。米女性映画批評家サークル(WFCC)会員。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

<イラスト 高松啓二>
映画をこよなく愛する、30年以上のキャリアを持つイラストレーター。独特で繊細なタッチで描かれた雰囲気のある映画スターのイラストやペーパークラフトで、映画雑誌や書籍の表紙を多く飾る。雑誌、ウェブサイトなどでイラストコラムを執筆中。似顔絵教室の講師なども行っている。