夜9時過ぎに寿司店から出てきた川上(右から2番目)と、友人で落語家の桂雀々(中央)

 8月中旬のとある夜。都内の小さな寿司店から、4人の男女が出てきた。お酒を飲んでいたのか、4人ともかすかに頬が赤くなっている。

 Tシャツにゆったりとしたスカートを合わせ、首には今流行りの“ハンズフリー扇風機”が──。すっぴんに近い薄化粧にもかかわらず、肌がきれいなこの女性は、川上麻衣子だ。

 一行のなかにはドラマ『陸王』(TBS系)に銀行の支店長役で出演していた、落語家の桂雀々の姿も。しかし芸能人たちが足繁く通う“高級店”とは異なり、この日、彼女たちが訪れた寿司店は気さくな雰囲気が持ち味だという。

“再婚はしない”自然体な生き方

「ここのお店は値段もそんなに高くないので、サラリーマンや家族連れがたくさん来ますよ。個室もなく、店全体を見渡せるようなオープンな雰囲気ですね」(グルメ誌ライター)

 '17年に5歳年上の一般男性との交際が報じられた川上。この日も川上の隣には、桂とは違う別の男性の姿があった。彼女が店から出る際も、スマートにドアを開け、前を譲るところを見ると、どうやら現在も交際は続いているようだ。

「当時出演していた舞台のパンフレットの紹介欄に《最近の彼が関西人》と書かれたことで、交際が明るみになりました。彼女はこれを機にすんなり交際を認め、“関西の人で楽しい方”とうれしそうに語っていました。出会いは7、8年前で'16年ごろから付き合い始めたといいます」(スポーツ紙記者)

 ふたりには、ある“共通点”があるそうで、

彼女は大のお酒好きで、相手の男性もお酒や外食が好きなので、よく飲みに出かけるそうです。“ふたりで外食しても、私たちは割り勘が多いの”と話していたこともありました」(川上の知人)

 着飾らない気さくな店で、友人を交えての“大人なデート”を楽しんでいた。

最後まで寄り添っていたふたり

結婚の予定を聞かれたときは、“もう結婚という年齢でもない。人生を楽しみたい”と語っていました。再婚する気はないようですね」(前出・スポーツ紙記者)

 '96年にデザイナーの男性と結婚したものの、4年後に離婚。その理由のひとつに、“子どもができなかった”ということもあったという。

「離婚後の恋愛は“結婚”や“子ども”ということを常に意識して、相手に尽くしてばかりだったそうです。忙しい合間を縫って、家事を完璧にこなすことも多かったとか」(前出・川上の知人)

 一般的な幸せを追い求めるあまり、葛藤も多かったようだが、今は“自然体な生き方”で注目を集めている。

「川上さんは、ガラスデザイナーとして個展を開いたり、自身が生まれたスウェーデンから輸入したインテリアのショップを構えるなど、芸能以外の活動も精力的に行っています。また、猫のための一般社団法人『ねこと今日 Neko - to - kyo』の理事長も務めていますよ」(芸能プロ関係者)

 川上の所属事務所に、寿司デートについて聞いてみると、

仲のよいメンバーで、桂雀々さんのお誕生日祝いを兼ねた食事会でした」とのこと。

 寿司店を出たあとも、川上がタクシーに乗るまで、寄り添いながら話をしていたふたり。結婚という形を取らないにしろ、彼との関係性は唯一無二のものに違いない。