東京ディズニーシーで開催中のショー「フェスティバル・オブ・ミスティーク」の一幕 (c)Disney

 厳しい残暑もついにやわらぎ、秋の一大イベント・ハロウィーンの季節が近づいてきました!  東京ディズニーシーと東京ディズニーランドでは、9月10日(火)から10月31日(木)の52日間にわたり、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催中。イベント期間中は、ディズニーキャラクターに扮したフル仮装での入園が可能に。非日常を味わうにはもってこいの機会です。

 東京ディズニーシーは今年、“ダークで妖しいハロウィーン”へとテーマを一新。エントランスには華やかながら妖艶さもただようデコレーションが施されるほか、初開催となるショー「フェスティバル・オブ・ミスティーク」では、手に汗握るストーリー展開がゲストを虜にします。

ミッキーマウス、絶体絶命!?

 今回のショーの舞台は、港町ポルト・パラディーゾ。この町で久しぶりにハロウィーンの祝祭が開かれることとなり、盛り上げるためにディズニーの仲間たちも参加することに。

妖艶な雰囲気をまとったダンサーたち (c)Disney

 美女たちの幻想的なダンスで幕を開けた祝祭ですが、彼女らが艶やかに歌い始めると、港は徐々に不気味な雰囲気に。ついにはディズニーキャラクターたちの目の前で突然、雷が鳴り響き、炎や水柱が次々とあがります!

 実は、美しき女性たちの正体は海の魔女。魔王を復活させるため、この祝祭を利用していたのでした。

 しかし、気づいたときにはすでに遅し。なんとミッキーマウスが、邪悪な力によって捕らえられてしまいます。ほかの仲間たちも魔力にとり憑かれながらダンスを踊るなか、「何かがおかしい」と感づいたミニーマウスは、とある行動に出始めて……。

 果たして、ミニーマウスやドナルド、グーフィーたちは魔女の企みを阻止し、ミッキーマウスと平穏な港町を取り戻すことができるのでしょうか!? 怒涛の展開を、ぜひともその目でご覧あれ♪

 また、今回のショーでは、キャラクターやダンサーたちが身を包むコスチュームにも注目です。かつてハロウィーンの祝祭が行われていた中世ヨーロッパの服装をベースに、海の生物を彷彿(ほうふつ)とさせる骨やヒレなどの装飾が随所にあしらわれ、遊びゴコロ溢れるデザインに仕上がっています。

手袋、マント(東京ディズニーシー) (c)Disney

 さらに、東京ディズニーシーでは、「フェスティバル・オブ・ミスティーク」をモチーフにしたスペシャルグッズ約60種類を販売。広げるとコウモリの羽のように見えるマントや、クモの巣柄の黒いレースの手袋は、妖しげな祝祭に溶け込むのにピッタリ。そのほかにも、「フェスティバル・オブ・ミスティーク」のコスチュームに身を包んだキャラクターのぬいぐるみバッジなど、ハロウィーンの雰囲気をさらに盛り上げるグッズが勢ぞろいです。

 グルメまわりでは、“ダークで妖しいハロウィーン”をより一層感じられるスペシャルメニューとスーベニア付きメニュー、あわせて約15 種類が登場。ミイラに扮したゴーストをモチーフにしたスペシャルまんや、コウモリのシルエットが施されたスペシャルうきわまんなど、インスタ映えしそうなテイクアウトフードも要チェックですよ!

東京ディズニーランドのパレードの様子 (c)Disney

東京ディズニーランドも負けていない!

 一方、東京ディズニーランドでは、今年も“ゴースト流の東京ディズニーランド”がテーマのハロウィーンを開催。約40分間にわたる「スプーキー“Boo!”パレード」では、ゴースト仕様のコスチュームに身を包んだミッキーマウスとミニーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、奇妙で楽しい祭典を作り上げます。

(写真右上から時計回りに)スパークリングブラックティータピオカドリンク(東京ディズニーシー)、スウィートハート・カフェのスペシャルセット、牛カルビコーン(共に東京ディズニーランド)、スペシャルまん、スペシャルうきわまん(共に東京ディズニーシー)(c)Disney

 パレードでは、スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道や、かぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーなど、ハロウィーンならではのフロートが次々と登場。ヒートアップしたディズニーキャラクターたちがゴーストの仲間入りをすると、コスチュームはたちまちゴースト仕様に様変わり! ゴーストたちが仲間の誕生を祝う盛大な祝宴は、最高潮を迎えます。

 今年はミッキーマウスとミニーマウスがより色の引き立った新コスチュームに変身するうえ、パレードには新たなゴーストダンサーも加わり、昨年以上に華やかに。ここでしか味わえない、ゾクゾク、そしてワクワクする時間を堪能できること間違いなしです♪

 また、東京ディズニーランドでも、個性豊かで愉快なデコレーションがパークのいたるところを彩ります。加えて、ゴーストと一緒にハロウィーン風のポーズをとって写真を撮影することができるフォトロケーションが設置されるほか、様々な場所にいる陽気なゴーストたちがゲストをお出迎え。

 夜になると、ワールドバザール内のメインストリートが音と映像で包まれる、ハロウィーン期間限定の演出も実施されるため、昼とは違った一面が楽しめます。

 スペシャルグッズのイチオシは、ゴーストの花嫁風カチューシャ。身につけると、どこか儚げでセクシーな雰囲気をまとえそう。ほかにも、背負うとかわいらしいゴーストのぬいぐるみを連れて歩けば、ウキウキ気分が上がりそうです。

 さらに、ファンタジーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」において、2020年1月5日(日)までの期間、ショーの内容を変更し、映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフにした「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」を実施。ファン必見のスペシャルプログラムを、お見逃しなく。

カチューシャ(東京ディズニーランド) (c)Disney

 異なる魅力がたっぷりの、ふたつのハロウィーン。あなたは、どちらから体験する!?

※ 東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでの“ディズニーキャラクターのフル仮装”には制限があります。詳しくは「東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト」内、《仮装に関する特設ページ》をご参照ください。(https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/fantasy/halloween2019/dressup/