BALLISTIK BOYZ  from EXILE TRIBE 撮影/廣瀬靖士

 EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONSなどが所属するEXILE TRIBE(EXILE一族)の新人として今年5月にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でデビュー。令和デビューアーティストとして、初のオリコン週間ランキング1位に輝いたBALLISTIK BOYZ。7人全員がマイクを持ち、ボーカル、ラップ、ダンス、さらにアクロバットまで披露するグループはEXILE TRIBE初!

日本を代表し、世界で戦う

砂田「(奥田)力也と(深堀)未来と僕はニューヨークに3年半留学(グローバルアーティストを育てる目的のプロジェクトに参加)していました。(海沼)流星はポルトガル語が話せますし、ほかのメンバーはボーカルオーディション(全員ファイナリスト)を経験しています」

 結成当初から「世界を視野に入れている」と語るように、デビューしてまだ5か月にもかかわらず、すでにマレーシア、台湾のステージに立っている。

深堀「海外のステージはマレーシアが初めてでした。全員が未知の国でどうなるか心配でしたが、思った以上にお客さんが集まって、盛り上がってくれて。何が正解かわからないながらも必死に気持ちを伝えようとしたことで、受け止めてもらえたのかなと思います」

 日本では、デビュー直前にEXILE TRIBEアーティスト恒例の“武者修行(フリーライブ)”を経験(15か所37公演)。デビュー後すぐにGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICSらJr.EXILE世代でステージに。

 先日は、優れたミュージックビデオを表彰する『MTV VMAJ 2019』で『RISING STAR AWARD』を受賞。授賞式では10月23日にリリースされるファーストシングル『44RAIDERS』を初披露した。

日高(※「高」は「はしごだか」が正式表記/以下同)「僕らのことを知らない方も見入ってくださっている印象で、手ごたえを感じました。前回のアルバムでグループの色を知っていただけたんじゃないかと思うんです。そこからさらに成長した、今の自分たちだからこそ表現できる曲になっています」

 令和という新時代に、革新者として44口径マグナムのようなスピードで世界へ突き進んでいく歌詞の疾走感あふれる曲は、まさに7人の思いをのせたもの。

加納「聴くほどにハマっていく中毒性のある楽曲。夢である、日本を代表して世界で戦えるアーティストになれるように、この曲をきっかけに、より多くの人たちに僕らのことを知っていただきたいです」

 すでに強い結束力を見せる彼らだが、グループを結成してまだ1年半。メンバーの行動で気になっていることや不思議なことがあるかを聞くと、

日高「利樹なんですけど、思いついたら言わずにはいられないみたいで。“聞いて! 聞いて! いまから面白いこと言うから”ってハードル上げて」

砂田「まぁ、面白くない(笑)」

奥田「まっさん(砂田)に何か言われて、一瞬テンションが下がるんだけど」

海沼「めげないで繰り返す」

松井「自分だけ爆笑しているのが快感なんです(笑)。僕が気になっているのは、未来(深堀)って、考え事するときにこめかみさわるよね」

深堀「それ言うなよ!」

加納「えっ、隠してたの!?(笑)」

深堀「まったく隠してない(笑)。クセです。ニキビの痕があって、つい。感覚的には、練り消しを触っている感じ」

砂田「わからんわ……(笑)」

松井「謎が解けた! ありがとう」

 平均年齢20歳の素顔も垣間見えた彼らは、来年の初単独ツアーも発表。駆け上がっていく7人から目が離せません。

■ステージで共演したJr.EXILE世代のメンバーなど、特に交流がある先輩は?

左から海沼流星、奥田力也、松井利樹 撮影/廣瀬靖士

奥田「(GENERATIONSの中務)裕太くんや(佐野)玲於くんによく遊んでいただいています。裕太くんは、僕が小学生のころ(ダンススクールのEXPG大阪校時代)からずっとお世話になっているので」

松井「僕、福岡出身で、同じEXPG福岡校で一緒だった(THE RAMPAGEの浦川)
翔平さんや、(藤原)樹さんです。まだ、頻繁に食事に行く感じではないですが。あと、FANTASTICSの(木村)慧人とは、いちばんよくゴハンに行きます」

海沼「自分は、三代目 J SOUL BROTHERSのELLYさんとよくゲームをしています。(THE RAMPAGEの)鈴木昂秀さんとか後藤拓磨さんとかも一緒にゲームすることが」

左から砂田将宏、深堀未来 撮影/廣瀬靖士

深堀「僕は(EXILEとFANTASTICSのメンバーを兼任する佐藤)大樹さんです。昔は、よくお互いの家(実家)に泊まりに行ったりして、お兄ちゃんみたいな存在です」

砂田「(THE RAMPAGEの藤原)樹くんです。もう、9年くらいになるんですけど、親同士も仲よくて。僕、もともと犬派だったんですが、樹くんが飼っている猫が可愛すぎて。猫派になりかけてます(笑)」

左から加納嘉将、日高竜太 撮影/廣瀬靖士

加納「GENERATIONSの数原(龍友)さんにゴハンに連れていってもらったりします。同じボーカルの先輩なので」

日高「僕は、(FANTASTICSの瀬口)黎弥ですね。5年くらい前に同じタイミングで上京してきてたんです。僕が宮崎出身で、黎弥が福岡で。九州出身で同じ年齢ということもあって、しょっちゅう会ってます」

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初の単独ホールツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020 “BBZ”』が来年2月からスタート!