『あいのり』『テラスハウス』『バチェラー』などの恋愛バラエティー番組では、女性の嫌な面が出やすいと言われ、放送終了まで無批判のメンバーはほぼ皆無。『ザ・ノンフィクション』も同様。芸能人でないにも関わらず、視聴者から根強く嫌われてしまう女性にはどんな特徴があるのだろうか？
裏の顔がひどかった
《クズ同士お似合い》
婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』（アマゾンプライム・ビデオ配信）が先月末にフィナーレを迎えたが、その“衝撃的な結末”に批判の嵐が巻き起こっている。
「そもそも3代目バチェラーである神戸の実業家・友永真也さん（32）は最初からブドウ農家出身の岩間恵さん（26）という女性にロックオンしていました。しかし岩間さんはバチェラーに参加しているにもかかわらず友永さんにそっけない態度を続け、各話で選ばれるたびに首をかしげるなど、不快な態度が目立って視聴者から嫌われていました。
一方、岩間さん以外の残った2人は強く気高いタイプで女性人気が高かったことからも岩間さんがより嫌われる形となりました」（芸能記者）
1話で登場したときは素朴で家庭的な雰囲気を醸し出していたが、回が進むごとに裏の顔が明らかになっていった。放送中に岩間さんが批判されたのは、
・ブドウ農家でブドウ作りを手伝っているふうだったが、東京で芸能活動をしていた過去が発掘される
・3話あたりからほかの出演者を下げる発言
・番組配信前からにおわせ投稿（友永さんの故郷・神戸にいる姿や友永さんとのゴルフデートをにおわせ）
・撮影中に彼氏がいたとSNSでばらされる（真偽は不明）
・最終回直前にバチェラーのことを“好きかどうかわからない”と発言
・「（神戸に嫁ぐことが条件のバチェラーに対し）神戸には行けない」と発言
・ほかの出演者のことを名前で呼ばずに“そっち”などと呼ぶ
・2人が海外でデートしている姿がツイッターにアップされる
岩間さんはファイナルローズをもらえなかったが、友永さんは最後に選んだ水田あゆみさん（30）とは1か月で別れ、裏で2人が付き合っていたことが26日配信の『エピローグ～バチェラーが明かす本当の結末～』で発表され、スタジオコメント陣をア然とさせた。
メンバーへの攻撃が叩かれた
《バカなのにいいこと言っている風で人に説教たれてて気持ち悪い》
《サバサバ装ってネチネチした典型的な女》
『テラスハウス』は卒業メンバーのインタビューをYouTubeで配信しているのだが、放送中のシーズンで最も低評価を受けているのが、フィットネストレーナーの田辺莉咲子さん（21）。
「これまでのシーズンに比べて爆発的な人気メンバーもいなければ、批判が殺到しているヒールもいない。今のところ地味なシーズンです。その中でいえば莉咲子がまぁまぁ叩かれているかなという程度」（芸能記者）
彼女が叩かれた理由は、
・自分のことを“りさこ”と呼ぶ／話し方がねちっこい
・ほかのメンバーに見せつけるように意中のメンバーといちゃつく
・ほかのメンバーの気持ちをバラして泣かせる。その際に“被害者面半端なくだるい”などと容赦ない言葉を浴びせる
しかし、テラスハウス自体が盛り上がっていないからか、卒業後もアンチに執着されるなどの被害は受けていないようだ。
＊
前出の岩波さんは、リアリティー番組に出演して叩かれる素人に対して、
「営業目的で出演している人がほとんどでしょうから、叩かれてもお互いさまなんじゃないですか？」
その叩き、炎上商法に引っかかっているのかも！?
《番組概要》
『テラスハウスTOKYO2019-2020』 ◎フジテレビ系列（'19年5月～）シリーズ5作目となる今回は東京都世田谷区の家が舞台。男性3人と女性3人がひとつ屋根の下に住むリアリティー番組。現在は女優の奥山春花、フリーターの西野入流佳、イタリア人の漫画家ペッペ、大学生の水越愛華、バスケットボール選手の田渡凌、プロレスラーの木村花が暮らしている
『バチェラーシーズン3』 ◎バチェラーは'02年に全米で始まり、才色兼備で完璧な独身男性（バチェラー）が各話ごとに女性を選出（ローズセレモニーといって、選んだ女性にローズを渡す）し、人数を徐々に減らし、最後のひとりとなるファイナルローズをもらうべく、やたらゴージャスなデートをしながら参加女性たちが激しい恋愛バトルを繰り広げていく。
『あいのり』（フジテレビ系列） ◎’99年から’09年まで放送されていた恋愛バラエティー番組。７人の男女がピンク色のラブワゴンに乗って地球一周しながら真実の愛を探す。『あいのり２』（’99年10月〜’00年３月）『あいのり３』（’00年４月〜’09年３月）を経て『あいのりAsian Journey』（’18年１月〜６月）シーズン２（’19年１月〜７月）。現在は『あいのりAfrican Journey』を放送中