約800mの距離を選手たちが手を振り行進。先頭集団にはリーチ選手や稲垣選手の顔が 撮影/渡邉智裕

「選手、スタッフだけではなく、日本中がONE TEAMになったことがすごくうれしかったです」

開始前から号泣で「ありがとう」

 歓喜の渦、再び! ラグビーワールドカップで初のベスト8に進出した日本代表チームが、東京・丸の内でパレードを開催。キャプテンのリーチ マイケル選手がファンの前で感謝を述べた。

 約5万人もの観衆からの「感動をありがとう!」など多くの声援に、手を振り応えた選手たち。そんな中、沿道から「笑って!」コールを浴びるメンバーが。

「何百回も聞こえたんですけど、たぶん1回も笑ってないです」

 こう感想を語ったのは、“笑わない男”で流行語大賞にも選ばれた稲垣啓太選手。

沿道には代表のユニフォームを着たり、横断幕を作って声援を送るファンがたくさん! 撮影/渡邉智裕

 一方、始まる前から号泣していたのが田中史朗選手だ。

「これだけのみなさんが集まってくれてうれしい。ありがとうのひと言」

 と、最後も涙を見せ語った。

 次のワールドカップはフランスで開催。4年後もONE TEAMで戦って、ファン熱狂のパレードを期待します!