ピエール瀧

執行猶予期間ってまた社会復帰する為の期間なのに音源差し止めて収入源を断つってどういうことなんだろうね?

電気グルーヴ』の石野卓球がツイッターでこのようなコメントをしたのは、12月8日のこと。彼が訴えたいのは、ほかならぬ相方・ピエール瀧(52)の現状だ。

復帰作は話題のNetflix作品?

「瀧さんは、3月に麻薬取締法違反の疑いで逮捕。6月に懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けました。所属事務所は4月2日付でマネージメント契約を解除、卓球さんも6月末で契約終了となりました。レコード会社も電気グルーヴや瀧さんが関連する作品について、逮捕以降、出荷停止にしたままです」(スポーツ紙記者)

 2人が無所属になって4か月後の10月29日、再始動に向けた動きが明らかになった。電気グルーヴおよび卓球と瀧の個人活動をマネージメントする新会社『macht inc.』(株式会社マフト)の設立がホームページ上で発表されたのだ。有料のオフィシャルファンクラブの立ち上げに加えて、Tシャツやカレンダーなどのグッズ販売もスタートした。

逮捕前の1月にリリースした電気グルーヴ結成30周年の記念アルバムと、ほぼ同時進行で制作が進んでいた未発表作品があります。来年以降、そういった作品から音楽業は再開となるのではないでしょうか」(音楽誌ライター)

 大河ドラマの出演など、近年は個性派俳優として数多くの作品に出演していた瀧だが、俳優業の復帰はいつごろか……。

映画『宮本から君へ』など撮り直しを行わずに、瀧さんの逮捕後に公開された作品もいくつかありますが、逮捕後に撮影される本当の意味での“復帰作”は、『全裸監督』のシーズン2になる予定です」(芸能プロ関係者)

『全裸監督』は、動画配信サービス『Netflix』で8月から配信がスタートした作品。山田孝之が伝説的なアダルトビデオ監督・村西とおるを演じ話題となった。瀧は本作にレンタルビデオ店の店長役で出演している。

シーズン2の撮影は、来年3月からの予定です。瀧さんは引き続き同じ役でキャスティングされることが決まっているそうです」(同・芸能プロ関係者)

 配信元のNetflixに瀧の出演について問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

瀧さんの逮捕以降、卓球さんのコメントを取ろうと多くのマスコミが彼を追いかけましたが、彼はその模様を、'15年に電気グルーヴのドキュメンタリー映画の監督を務めた大根仁さんに撮影させています。そちらの映像も来年以降発表されるでしょうね」(前出・音楽誌ライター)

 記念すべき結成30周年の年に逮捕された瀧。逮捕理由はとても擁護できるものではないが、結成31周年の'20年は再起の年となりそうだ。