傷が痛々しい、帰国した桃田賢斗 撮影/佐藤靖彦

 

 10針ほど縫った眉間の傷と目のまわりの内出血を隠すようにキャップをかぶってマスクをし、少し足をひきずる様子もみせながら報道陣の前に姿を見せたバドミントンの桃田賢斗選手。

“絶対王者”の復活なるか

 “桃田選手がマレーシアで交通事故”という驚きのニュースが届いたのは、13日未明。国際大会に出場した帰りの出来事だった。トラックに突っ込んだワゴン車のハンドルを握っていた現地の運転手は死亡した。

 15日夕方、成田空港の到着ロビーで日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事と握手を交わした桃田選手は、そのまま病院へ。精密検査の結果は異常なし。

成田空港の到着ロビーにて、日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事と握手を交わす桃田賢斗

「多くのご支援をいただき本当にありがとうございました。改めまして、今回の事故で亡くなられた運転手の方のご冥福をお祈りします。当面は静養することになりますが、心身の回復に努め、1日も早く元気なプレーをお見せし、みなさまに恩返しをしていきたいと考えています」

 とコメントを発表した。3月中旬の全英オープンでの実戦復帰を目指しているという桃田選手。世界ランキング1位、東京五輪の金メダルも有望視されている“絶対王者”。復活の日を日本中が待っている。