「消防士の役もやってみたい。やってみるとどういう気持ちになるか興味があります」と松下

「初めてなので、どうしていいかわからず緊張しました。陶芸家と同じく、炎に向き合うのが消防士。身が引き締まりますね

 連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合ほか)で川原八郎を演じる松下洸平が、大阪の住吉大社で一日消防署長を体験。約200人の一般参加者の前で、初期消火訓練などを行った。

クリエイター夫婦としての葛藤が描かれている

 “消火”にちなんで“消したいもの”を聞かれた松下は、

実は髪を切りすぎてしまって、このドラマのシーンの前後がつながらないという消したい思い出がありまして……

 と、撮影裏話を告白。気になる今後のドラマの展開については、

「ひと筋縄ではいかないストーリーになってきました。普通の関係ではいられない、クリエイター夫婦としての葛藤みたいなものを、リアルに描いているので、最後までめげずにご覧ください!

ひと筋縄ではいかない? 第19週(2月10日〜15日)の『スカーレット』は……

 昭和54年、春。陶芸家としての実績をあげた喜美子(戸田恵梨香)は、京都の美大に合格し陶芸を学ぶことになった武志(伊藤健太郎)を送り出す。しばらくしてマツ(富田靖子)が亡くなり、喜美子はひとり暮らしに。そんな中、作品のファンだというアンリ(烏丸せつこ)という女性が訪ねて来る。

武志もいよいよ大学生になり陶芸の道へ (c)NHK

 最初は不審に思ったものの、天真爛漫な雰囲気に惹かれ、やがて2人の間には友情めいたものが芽生える。

 一方、武志が大学卒業を控えたころ、八郎が喜美子を訪ねて来る。会うのは10年以上ぶり。最初はぎこちない空気が流れるが……。関係はどうなる!?

アンリ(左)は喜美子をあれこれと詮索をする (c)NHK