田中樹

 ジャニーズ事務所では史上初となる2組同時デビューを果たした、SixTONESとSnow Man。

 1月22日に発売されたデビューシングル『Imitation Rain/D.D.』には、両グループの楽曲が収録されており、両者のファンが競い合ってCDを購入。結果、初週の売り上げは132.8万枚を記録し、史上最速ミリオンを達成した。

ファンからの指摘に「想像力がすごいんだな~って」

 SixTONESは、1月4日より全国5都市を巡るツアー『TrackONE -IMPACT-』を開催中だが、2月23日の大阪公演での田中樹(24)の発言が、ジャニーズファンを中心に話題を呼んでいる。

 田中は「なんか最近さ、あのよく分かんない嘘っぱちのさ〜、変な作り話」と切り出し、「ペンギンがどうたらとかさあ〜(笑)。そういうの書く人って想像力がすごいんだな~って、まあ、みなさんは俺らを信じてくれればそれでいいと思いま〜す」と発言したというのだ。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

「2月上旬頃、メンバーの森本慎太郎(22)の“彼女”が、“匂わせ”をしている、とファンの間で騒動になっていたんです。その“彼女”というのは、ジェシー(23)のいとこで、京本大我(25)の幼なじみでもある人物。

 その女性のものとされるインスタグラムのスクリーンショットが流出し、そのアカウントに森本が雑誌の撮影で持っていたペンギンのぬいぐるみとよく似たぬいぐるみがアップされていること、森本の靴が写り込んでいるといった疑惑が浮上していたんです。

 田中がライブ中に発した“ペンギン~”というのは、そういった一連の“匂わせ”を否定するものでしょう」(女性誌記者)

 田中の匂わせ否定発言を受けて、「今の時代、ちょっと下手なこと言うとすぐ炎上。そんなリスクを背負って、それでも口にしてくれたSixTONESは、田中樹はめちゃめちゃかっこいい」「樹がペンギンワードも出して否定してかっこよすぎた」「ペンギンの件を否定してくれて自分たちを信じていいからっていう樹くん流石すぎる」などと、ファンからは賞賛の声が上がった。

匂わせ否定は副社長の入れ知恵か

 最近では、元AKB48の大和田南那(20)のインスタグラム投稿も“匂わせ”疑惑で炎上してしまった。

 2018年8月、『週刊文春』(文藝春秋)のネット番組『直撃! 週刊文春ライブ』で、King&Prince(キンプリ)の高橋海人(20)との熱愛が報じられた大和田。

 熱愛報道前から、大和田は高橋のイメージカラーである黄色いひまわりの絵文字を多用していたほか、2月10日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で自室を披露した際、部屋が黄色いものだらけだったことで、高橋ファンの心情を逆なでしてしまっていた。

 2月24日、大和田はインスタグラムに「海の近くにいたわんちゃん 人懐っこくて可愛かったあ」と投稿し、これを縦読みすると「海人」になると、炎上してしまったのだ。

大和田の過去の“匂わせ”とされる行為や、今回のインスタ投稿はあくまで“ネットの噂どまり”で、大和田もいわれのない内容でバッシングを受け、さらに高橋はそれに巻き込まれた、ということではないでしょうか。

 ただ、キンプリではほかにも平野紫耀(23)と女優の平祐奈(21)が交際しているとネットで噂され、平がたびたび“匂わせ”をしているのではないかと炎上。そんな平野と高橋はこれまで“匂わせ”について沈黙をつらぬいています。

 一方、SixTONESの田中がジャニーズのグループでは異例ともいえる、コンサート中に“匂わせ”を完全否定。もしかするとこの裏には滝沢秀明副社長(37)の教えもあったのかもしれませんね。

 ジャニー喜多川氏のエンタメ精神を引き継いだ滝沢氏の薫陶を受け、今年デビューを果たしたSixTONESは、ファンとの距離感なども含め、これまでのグループとは違う、新しい時代のジャニーズ像なのかもしれないですね」(前出の女性誌記者)

 “ポスト嵐”の最有力はキンプリではなくSixTONESなのだろうか!?