木村拓哉とマツコ・デラックス

《家は立派ですけど普通の家ですよ。ビックリするくらい。この人、オーラがなくなるんだよね、家だと。本当にいいお父ちゃんみたいになっちゃって》

 4月2日放送の『徹子の部屋 45周年突入記念3時間SP』(テレビ朝日系)で、高校の同級生である木村拓哉の自宅に招待された時のエピソードを披露したマツコ・デラックス。

 さらにマツコは、木村と工藤静香の娘のKoki,やCocomiにも会ったことに触れ、

《(Koki,は)ちょっとボーイッシュでクールな感じ。(Cocomiは)本当にかわいらしいのよ。もう本人たちにも言ったんだけど、1人くらいブスだったらおもしろいじゃない。もうね、非の打ちどころがない。2人ともかわいくて“なんだよ、このやろう”と思う》

 と、木村家のプライベートにかなり突っ込んでトークを展開。一方の木村もまた、

《11時くらいまで食べてるから酔っぱらってくるんです。で、自分の家だから横になろうとしたら、(マツコから)“寝てんじゃねーよ、ジジイ”って》

 自らを“自虐”するように、マツコとの“仲良し”ぶりを話してみせたのだった。

芸能人にとって同級生はリスクが大きい

「以前のキムタクでは考えられないことですね(笑)。自宅や家族などのプライベート話もさることながら、マツコとここまで親しくなったことに驚きです。

 というのも、“彼女”の活躍が目立ち始めた'00年代半ばくらいのことですか、“マツコと木村が同級生だった”というネタが一部で報じられるも、当時は“イロモノ”扱いだったマツコに難色を示して、木村側はNG扱いにしていたと言います」(芸能プロ関係者)

 スーパースターの木村にとって、この時は“暴露”のリスクをはらむ同級生は“足かせ”でしかなかったのだろう。

 ところが、徐々に求心力を失いつつあった木村に対して、反比例するように大出世して人気タレントになったマツコ。ついにはジャニーズも一目おかざるを得ない存在となっていった。

「関ジャニの村上信五がマツコと冠番組をスタートさせるなど、次第にジャニーズとの共演が多くなり、SMAPが解散するとキムタクも“同級生”枠を解禁しだしたのです。その後はあれよあれよと、お呼ばれされる仲になったというわけですよ。それにしても、あのキムタクがマツコにいじられるようになるとは(苦笑)」(前出・芸能プロ関係者)

 都内一等地に立つ、当時10億円とも言われた木村の大豪邸に“お呼ばれ”された芸能人は多くはない。

意外な夫婦も招待されていた

「これまで彼のプライベート、特に娘に関してはトップシークレットだったわけで、情報を外部に漏らさない、夫婦が信頼を置けると判断した人物しか敷居を跨げなかったと言います。静香とも仲がいい明石家さんま、家族ぐるみで付き合うB’zの稲葉浩志はお呼ばれされているでしょう。
 
 また後輩の二宮和也、意外なところではドラマ共演で親交を深めた水嶋ヒロ、絢香夫婦もかつて招待を受けたみたいですよ。そうそう、夫婦にとって恩人とも言える、メリー喜多川さんも忘れてはいけない。そんな錚々たる“上級芸能人”の面々に、マツコも晴れて仲間入りしたということ。これから芸能界で活躍するCocomiとKoki,にとっても、“彼女”は心強い味方になるのでは?」
(前出・芸能プロ関係者)