《“パパのカッコいいところは？”……全部》
《“好きな食べ物は？”……私はマミーのご飯以外だと、お肉とお米が好きです。朝ごはんに食べる一番好きなものが、卵かけご飯か納豆キムチご飯です》
4月14日に自身のインスタグラムで、母・工藤静香の誕生日をお祝いするためのケーキ作りを、妹のKoki,と一緒に時おり英語を交えながら生配信したCocomi。「緊張する」と言いながらも視聴ファンの質問にうれしそうに答えるCocomiの素顔は、モデル時に見せる大人の顔とは正反対の、10代女性そのものだった。
そう、3月にモデルデビューを果たしたCocomiだが、まだ18歳。少し前までは、木村拓哉と静香の長女であること以外は普通の音楽少女だったのだ。
「インターナショナルスクールから音楽系の高校に進学し、フルート奏者を目指してきたCocomi。一方で、一足早くデビューして、キラキラした世界で活躍するKoki,の姿をうらやましく感じていたのかもしれません。自分は頑張って賞をとっても周りからチヤホヤされることも少なく、妹はというと何気ない日常をインスタにアップするだけで世間が大きくリアクションするのですから」（芸能プロ関係者）
ところが芸能界に一歩足を入れた今は、周囲を取り巻く環境が一変。日本で最も注目される姉妹といっても過言ではなく、冒頭のようにインスタの世界にもすっかりハマっているようだ。
「Cocomiのインスタ投稿は、開設から約1か月で22件ともの凄く多いというわけではありませんが、各メディアがこぞって報じるものですから件数以上に目にしている気分です。賞賛の声も上がる一方で、毎回“親の七光”といった批判的なコメントが寄せられるのですが気にするそぶりもない。Koki,も含めて、メンタルの強さは静香譲りですか」（芸能リポーター）
特に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、不要不急の外出の自粛が促される最中だ。彼女たちも例外になく、スマホ世代と同様にネットやSNSに触れる時間も長くなっているのかもしれない。
“母校”が発信した自粛生活のススメ
また、本来ならCocomiは4月から大学に進学し、女子大生としてキャンパスライフを送っているはずだったのだ。しかし、緊急事態宣言が出された今、彼女の大学もまた入学式や始業の延期措置がとられている。
そんな外出自粛生活が続いていた4月11日、Cocomiの進学先にあたる大学がHP上に《この時期をすこやかに乗りきるために》として、教職員や学生にむけて、感染予防、室内生活での工夫、コロナ疲れを防ぐための生活リズムを維持する方法などを公開。新学期がスタートするまでの取り組み方を、精神科医が指南しているのだ。
中でも気になったのが、《インターネットの使い方を変えてみる》だ。
《とくにお勧めしたいのは読書です。ネットやゲームからしばし離れる時間を作ってみること、新鮮な発見が必ずあると思います。読書については、賢者が多くの名言を残しています》
と、ローマ時代の哲学者・キケロや、イギリスの文学者・ジョゼフ・アディソンの名言を引用して、読書をすることを強く勧めている。大学生ともなれば、ネットに費やす時間を少しでも減らして、教養が身につく本の1冊や2冊を読む時間を作ってほしい、ということなのだろう。
もちろん、Cocomiのインスタ更新がすなわち、彼女が「スマホに夢中になって本を読んでいない」ということにはならない。しかし、冒頭のインスタライブでは「お家時間何していますか？」の質問に、
《（フルートの）練習して、でも、それ以外の本当の自由時間だったら、アニメ、漫画、ゲーム（笑）ですね》
今やアニメや漫画は日本を代表する文化だが、「趣味は読書」というわけではなさそうだ。
漫画好きは父・木村拓哉の影響か
「ココちゃんの漫画好きはお父さんの影響でしょう。木村さんの書斎はほぼ漫画部屋で、著名な漫画家のサインや貴重なコレクションが飾ってあるそうです。特に『ワンピース』などの少年漫画が好きで、今は流行の『鬼滅の刃』に家族全員でハマっているみたいですよ。本ですか？ う～ん、あまり聞いたことはないですね（苦笑）。そうそう、“納豆キムチ”は木村さんのソウルフードです（笑）」（木村家を知る芸能関係者）
外出自粛が続く今、余計なお世話ながら本を読んでみてはいかが？