冨永愛

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、今月14日に39県での解除が決定したものの、ステイホームの動きはまだまだ続く。

冨永の常人離れした“写経姿”に絶賛の嵐

 テレビ番組もリモート出演が多くなり、ドラマや映画も撮影延期、舞台やライブは中止を余儀なくされる昨今、著名人による動画配信が目を引いている。特に、美の秘訣をふんだんに見せてくれるモデルや女優たちの“モーニングルーティン”の動画は、自宅の様子やプライベートも垣間見られるとあって人気が高い。

「木村拓哉と工藤静香の長女のCocomiと次女のKoki,をはじめ、長谷川京子や仲里依紗、モデルの冨永愛、梨花、ローラなどはトレーニングの動画を公開して、そのスタイルのよさと身体能力の高さを披露しています。なかでもひと際、注目されているのは、冨永の“完璧”ともいえる徹底ぶりです」

 そう話すのは、ファッション誌のライターだ。

 冨永は17歳でモデルデビューし、今年でキャリア20年。3月に行われた『2020-21年秋冬パリ・ファッション・ウイーク』では10年ぶりにパリコレ復帰を果たし、堂々とランウエイを歩いた。昨年10月期のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)では女優として出演。モデルと女優のみならずラジオ、各種パーソナリティー、執筆業など幅広く活躍中だ。

 今月6日には《#マニアックな趣味です》と着物姿で「写経」する様子を自身のインスタグラム動画で公開。《家にずっといると集中力が保てなくなってきて、以前やっていた写経を再開。墨も硯(すずり)で作るところから始めると、とても静かな癒しの時間になる》と書写を始め、《『除災招福』(災いを除けて福を招くためのお祓い)と書いたよ praying》と、締めくくった。

 腹筋運動から肩こり解消ストレッチにお尻トレーニング、さらには写経まで披露する冨永のインスタグラムには《『美』以外の何でもない》《愛さんが素敵なのは内面も輝いているからなんですね》《惚れ惚れしちゃいます》と、絶賛のコメントが寄せられた。

モデルとしてストイックで努力を惜しまない、というのは彼女にとっては当たり前のこと。睡眠を最低7時間はとる、運動やストレッチは週3回程度、食事もバランスよく身体に負担のない食べ方をする、たくさん本を読む、大好きなラーメンは年に1~2回しか食べない、というと、それほど特別なことではないように思えますが、これを継続して圧倒的な美を保っているわけです。

 しかも、'08年に離婚しシングルマザーになってからは、仕事と子育てを両立してきましたからね。現役のトップモデルとして常にスポットライトを浴び続けることができる人はほんのわずかですが、逆にこうしたことを継続できないとトップモデルではいられない、ということです」(同前)

 本物のモデルたるもの、かくあるべし! ということだろう。

(取材・文/小窪 誠子)