映画『AI崩壊』初日舞台挨拶での賀来賢人('20年1月)

 7年ぶりに帰ってきたドラマ『半沢直樹』の勢いが止まらない。上司の不正を暴き糾弾したことが原因で、銀行から子会社の証券会社に出向させられた半沢。さらなる“半沢つぶし”のため、今度は親会社の銀行が大型買収案件を横取りする……というスリリングなストーリーが話題を独占している。主演の堺雅人の名演技はもちろんだが、人気にひと役買っているのは彼だけではない。脇から支える俳優たちの知られざる素顔とは──。

賀来賢人、活躍の裏にあった“2人”の存在

 半沢が出向した『東京セントラル証券』のプロパー社員で、大型買収を担当することになる森山雅弘を演じている賀来賢人(31)。『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で見せたコミカルな演技との“ギャップがスゴい”という声がSNS上で相次いでいる。

「叔母である賀来千香子さんの家族写真に写っているのを、たまたま見た事務所スタッフがスカウトして芸能界入り。しばらくは学園モノなどのクラスメート役や主人公の友人役などで地道にキャリアを積み重ねる時期が続きました」(テレビ誌編集者)

 同年代の俳優が着実にステップアップしていく中、なかなか結果が出ないことに苛立ち、悩んだり葛藤する日々がしばらく続いたそう。

「実力で売れたいという思いが強かったようで、叔母の千香子さんのコネや名前は使わない……と、少し尖っていた時期がありました。それで苦労して、自宅の水道を止められてしまうほどお金に困っていたことも」(舞台関係者)

 そんな賀来を変えたのが、'14年放送のTBS系ドラマ『Nのために』で共演した榮倉奈々との出会いだった。過去の週刊女性インタビューでも、

結婚したことで、悩んでいる時間がもったいないと思えるようになって

 と語っていた。

「朝ドラヒロインを演じたり10代のころから第一線で活躍する榮倉さんがアドバイスすることもあるといいます。もともとプロ意識の高い賀来さんだけに、一流女優の妻の仕事への姿勢に刺激を受けたようです」(テレビ局関係者)

 また、長年の目標が大ブレイクにつながることに。

「10代のころに出演した映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』の脚本を担当した福田雄一監督の面白さに衝撃を受けたそうです。'11年に舞台『スマートモテリーマン講座』で本格的にタッグを組んだ際に“同世代でいちばんコメディーができる俳優になりなさい”というアドバイスを受け、そこから福田監督の作品で主演としてキャスティングされることを目標に頑張ってきたとか。7年後の'18年に福田監督の『今日から俺は!!』で主演を果たし、ブレイクしたからすごいですよね」(映画配給会社関係者)

 躍進の裏には、女優の妻と天才監督の影響があった。