米津玄師のニューアルバム『STRAY SHEEP』

 8月5日に発売されたニューアルバム『STRAY SHEEP』が、男性ソロアーティストとしては約16年ぶりにミリオン達成という快挙を成し遂げた米津玄師。そんなヒット作の発売が決定していた7月に、彼に関わるとある“事件”が──。

「アルバムにも関わっていたスタイリストの島田辰哉さんが、自宅で大麻を所持していたとして大麻取締法違反の容疑で現行犯逮捕されました。調べに対しては“自分で使うために持っていた”と供述していたようです」(スポーツ紙記者)

師匠にあたるスタイリストが尻拭いを買って出たが

 島田氏は、ファッション業界では広く知られる“売れっ子”スタイリストだった。

交友関係も広く、業界的には以前から有名でしたが、米津さんの大ヒット曲『Lemon』に携わったことで一躍人気になりました。彼との縁で、’18年、’19年と2年連続で紅白歌合戦に出場し、『パプリカ』を歌った『Foorin』(フーリン)のスタイリングも担当しています。Foorinは米津さんが作詞・作曲、プロデュースを担当するユニットです。パプリカはNHKの東京五輪応援ソングにもなっていましたからね。ですから、このニュースが出たときは“賠償金とかヤバいんじゃない……?”と、みんな口々に話していましたね」(ファッション誌編集者)

 島田氏は現在大ヒット中のアルバムにも関わっていたが、当然、米津自身に罪はなく、アルバム自体は予定通り発売された。今後の米津のスタイリングを誰が担当するのかという問題は残ってしまったが、ここで島田氏の尻拭いを買って出た人物がいた。

島田さんの師匠にあたるスタイリストのSHUN WATANABE(シュンワタナベ)さんです。国内外のファッション誌や広告などを手掛け、ユニクロや海外の有名デザイナーとコラボするような、“大御所”と言っていいスタイリスト。“弟子”の不始末の尻拭いということなのか、彼が米津さんの仕事に手を上げて一度は決まったそうなのですが、なぜかすぐに事務所からクビというような形になってしまったそうです。仕事ぶりが気に入らなかったのか、“事件”を起こした人の関係者ということをスタッフが懸念したのか……。突然のことに、SHUNさんも困惑していたといいます」(同・ファッション誌編集者)

服を選んだだけで、現場には一度も来ていなかった

 謎は深まるばかりだが、どうやら真相は、双方のボタンの掛け違いだったようだ。

「島田氏が逮捕されたあと、決まっていた米津さんの稼働スケジュールのスタイリングを誰に頼むのかという話になり、島田氏の師匠だったSHUNさんが“手助けをしたい”と、買って出てくれたことは事実です。しかし、米津さんの現場すべてに立ち会うことは難しいということになり、事務所としても“スタイリストが現場にいなかったことはこれまでないから、それはマズいのではないか”という判断になったそうなんです。現に、SHUNさんに数回仕事をお願いしていたようですが、服を選んだだけで、現場には一度も来ていなかったようですからね」(レコード会社関係者)

 そこで、すべてのスケジュールに帯同できるスタイリストを捜したところ、ほどなくして適任者が見つかったという。

ほかの人が見つかったので、その旨をSHUNさんサイドに伝えたところ“わかりました”ということで、納得はしてもらったようです。なので、事務所の一方的な事情でクビにしたわけではないと思いますよ。SHUNさんとしては、自分が行ける日までほかのスタイリストに変えられてしまったことで、頭ではしょうがないとわかっていても、心のどこかで“仕事を取られて、契約を切られた”というふうに解釈してしまったのかもしれません」(同・レコード会社関係者)

『STRAY SHEEP』は、訳すと“迷える羊”。とんだトラブルに巻き込まれてしまった米津だが、自身が迷ってしまうことはないように──。