2008年3月、高岡蒼佑(当時は蒼甫)さんと宮崎あおいの披露宴に出席した岡田准一

《宮﨑あおい 年内出産へ 第2子妊娠》

 9月8日発売の『女性自身』が、宮崎あおいの第2子妊娠を写真付きで報じた。スレンダー体型からぽっこり出たお腹をいたわるように、真夏日でも身体を冷やさないようにカーディガンを羽織った姿は、すでに母親の顔だった。

 2008年公開の岡田准一主演映画『陰日向に咲く』で夫婦役を演じ、2012年の映画『天地明察』で再度共演した2人。そして熱愛をスクープされたのが2015年で、同年の春頃に友人関係から交際に発展した、と報じられてきた。

「2017年12月に晴れて結婚すると、翌年10月には長男が誕生し、2019年には5億円とも言われる大豪邸が完成。“出会い”から約10年間を経て結ばれた“純愛”ともてはやされ、誰もが羨む、誰もが祝福する夫婦となった2人、と描かれた“ストーリー”でしょう。が、素直には祝福できない、“いわくつきの再婚”だったと疑わざるを得ない経緯があるのも事実です」(芸能リポーター)

 そう、宮崎は2007年6月に高岡蒼佑(当時は蒼甫)さんと入籍し、翌年の3月には東京大神宮にて盛大かつ厳戒態勢での披露宴を開いた。この時に招待された友人の1人に岡田がいた。そして結婚生活にピリオドを打ったのが、4年後の2011年12月のことだった。

「何かと騒動を起こしがちで大手所属事務所からも離れることになった夫に、妻が“三下り半を叩きつけた”というのが世間の見方でした。ところが離婚成立とほぼ同時に、『週刊文春』が岡田と宮崎の不倫温泉旅行疑惑を報じたのです。すると元夫による、ツイッターでの“暴露”が始まったのです」(前出・芸能リポーター)

「人妻に手を出す不倫男」

 中でもショッキングだったのが、2012年3月26日の投稿だった。

《旦那が海外に行っている最中に人妻に手を出す不倫男もいる。闇。これが芸能界》

 2011年6月からおよそ2ヶ月間、岡田と宮崎は先の『天地明察』撮影で時間を共にする一方で、ニューヨークでの舞台公演に赴いていたのが高岡さんだった。

2012年3月、高岡のツイッター

「もちろん、岡田を名指しした投稿ではありませんでしたが、『フライデー』のツーショット直後だけに“不倫関係にあったのでは?”という見られ方をしました。その後もフォロワーとのやりとりで(宮崎は)《上手い女優とも思ったことない》、(浮気相手が)《岡田だけなら苦労しない》などとぶっちゃけたのです。

 その際、2人は反論することなく、これを完全にスルーし、ワイドショーや情報番組、各スポーツ紙も後追いすることはありませんでした。双方の事務所への“忖度”が働いたのでしょう。一方の高岡も、まだまだ役者で食っていく身であり、周囲の仲間が“暴走”を止めたのかもしれません。こうして岡田たちの“不倫疑惑”は風化していきました」(前出・芸能リポーター)

 こうして、周囲から結婚生活を触れられない“アンタッチャブル”な夫婦ではあるが、冒頭のように、時には幸せ家族ぶりを堂々とキャッチされている夫婦。しかし8月3日、高岡がSNS上で“発表”を行ったのだ。

《本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません》

 今年1月に綾瀬はるか主演の人気ドラマ『義母と娘のブルース2020』(TBS系)にも出演するなど、変わらず俳優業に邁進していた高岡さんが、自身のインスタグラムで突如として引退宣言をしたのだった。

「2017年には俳優業と両立してアパレルブランドを立ち上げていますし、今後はそちらに専念するのかもしれません。ただ、“気力の限界”を廃業理由にあげたように、身を削るような芸能界にほとほと嫌気が差したのかも。となると、岡田と宮崎は、“しがらみ”から解放された元夫から再度、“口撃”されるのでは、と気が気でないのでは?」(ワイドショースタッフ)

引退後に初めてインスタ更新

 いたずらに“不倫疑惑”が蒸し返される、ドロ沼化も覚悟しなくてはならないのか。一方で、当時とは「取り巻く状況が違う」と指摘する声も。

「岡田さんらの再婚発表時、高岡さんはインスタに《#頑張れ》《#必ず幸せになれ》《#俺も今が一番幸せだよ》などと、元妻を応援するようなタグメッセージを投稿していました。また同時に、自身も一般女性と再婚し、2児の父親であることを明かしたのです。彼は男気がある人間ですから、今は2人を心から応援していると思いますよ」(芸能プロ関係者)

 引退宣言から約1か月、高岡さんが初めて更新したインスタには、有名ブランドのコラボサンダルをゲットしたのであろう報告があった。岡田と宮崎とは、別々の道で幸せになっているようだ。

*記事内に「2012年3月、温泉旅行先で撮ったと思われる岡田と宮﨑のツーショット写真を『フライデー』が掲載」とありましたが、正しくは「『週刊文春』が不倫温泉旅行疑惑を報じた」でした。訂正して、お詫び申し上げます(2020年9月11日10時05分修正)。