NHK大河ドラマ『花燃ゆ』取材会での伊勢谷友介('14年)

 9月8日、俳優の伊勢谷友介(44)が東京・目黒区の自宅で大麻取締法違反(単純所持)の疑いで16時39分頃、警視庁に逮捕された。報道によると、伊勢谷の部屋からは大麻4袋、20.3グラムが見つかり、大麻はリビングの机の引き出しに入っていたという。

伊勢谷友介、逮捕されても冷静

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

伊勢谷は取り調べに対して、“弁護士さんが来てから話したいと思います”と供述。また、家宅捜索にも冷静に対応し、大麻を隠していたというような印象はなかった、といいます」(スポーツ紙記者)

 今回の逮捕で、伊勢谷の出演作品は対応に追われることになりそうだという。

同日付の『日刊スポーツ』の報道によると、逮捕2日前に吉永小百合(77)主演の映画『いのちの停車場』の伊勢谷の撮影が終わったばかりで、製作、配給する東映も対応に追われたといいます。これ以外にも10月30日公開予定の『とんかつDJアゲ太郎』、11月6日公開予定の『十二単衣を着た悪魔』など、公開を控えている出演映画が多くあり、製作サイドの今後の対応が注目されそうです」(前同)

 すでに、伊勢谷に関しては多くの動きが出ている。

YouTube即削除の理由

「伊勢谷は、4月にYouTubeチャンネル『伊勢谷友介のEARTH RADIO』を開設していたのですが、逮捕後に投稿されていた動画がすべて削除され、チャンネルを訪れても“このチャンネルにはコンテンツがありません”と表示されてしまいます。

 実は伊勢谷は、YouTubeに自宅の様子を撮影した動画も公開していました。大麻はリビングの机の引き出しに入っていたといいますから、もしかしたら動画に映っていたのかもしれませんね……」(前出のスポーツ紙記者)

 そして、伊勢谷が所持していた大麻の量にも注目すべきポイントがあるという。

「大麻は、通常1回の使用量は0.5グラムと言われています。伊勢谷は今回20.3グラムを持っていたようですから、約40回分の量を持っていたということです。

 2019年5月22日に大麻取締法違反の疑いで逮捕された、元KAT-TUNの田口淳之介(34)と小嶺麗奈(40)は約2.3グラム。今年3月26日に、大麻取締法違反の疑いで逮捕された元HKT48のメンバー・谷口愛理(21)が0.025グラムを所持していた、との報道があり、それらと比べると伊勢谷の所持量は個人にしてはかなり多いと言える。“切らす”ことがないように多く所持していたのか、あとは、自身だけで使っていたのか……とも疑ってしまう量ですよね」(前同)

 伊勢谷や田口、小嶺、谷口以外にも大麻に手を染めた芸能人は数多い。

芸能人の逮捕者が続出

「8月1日に恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していたモデルの岡本至恩(25)、2019年7月19日にロックバンドRIZEのKenKen(34)、後に証拠不十分で不起訴処分となりましたが、2017年5月24日に元KAT-TUNの田中聖(34)、2016年10月25日に女優の高樹沙耶(57)が、それぞれ大麻取締法違反容疑で逮捕されています。また、今年7月9日は米津玄師(29)やSnow Manとも仕事をしたことがあるという、スタイリストの島田辰哉氏も大麻取締法違反の疑いで逮捕されています。

 YouTuberのてんちむこと橋本甜歌(26)も、9月2日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、かつて海外旅行をした際、大麻を使用したことを認めて、話題になっていましたね」(前出のスポーツ紙記者)

 芸能プロ関係者は語る。

大麻への危機感が低い

「これだけ逮捕者が続出しているわけですから、芸能界での大麻のハードルが下がっていると言えるでしょう。特に若手のタレントなどの間では、覚せい剤やLSDといった“ケミカル”と言われる薬物は健康に害があるから絶対ダメで、でも大麻は“ナチュラル”。かつ、オーガニックな環境で栽培されたものならよりOK、と考える人もいるんです

 カナダや米国一部の州で合法化が進むなど、海外の一部では大麻解禁の流れが起きている。

“グリーンラッシュ”という大麻ビジネスの盛り上がりを指す言葉まで出てくるほど、 世界的な大麻の合法化と産業としての成長が盛んになっています。日本でも、近くない将来だとは思われますが、大麻の成分を使った製品が合法化する可能性もまったくゼロとは言えないでしょう。

 しかし、現時点で、大麻は完全な違法です。それにもかかわらず、“大麻はケミカルな薬物とは違うから大丈夫”と平気で言ってしまうタレントもいますね……」(前同)

 大麻はコカインやLSDといったハードドラッグへの入り口となる“ゲートウェイドラッグ”になる、との見方もある。

大麻を入り口に覚せい剤へ

「7月に逮捕されたスタイリストの島田辰哉氏は、大麻を毎日のように吸っていて、多忙になると“コカインに手を出すんだ”と周囲に話していた、と同月14日発売の『週刊FLASH』(光文社)が報じています。

 また、2019年3月22日にコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された、電気グルーヴのピエール瀧(53)は、“20代のころからコカインや大麻を使っていた”と供述していたといいます。このように、ゲートウェイドラッグとしての危険性も孕んでいる可能性もあり、大麻は決して“大丈夫“と言えるものではないでしょう。

 今回の伊勢谷の逮捕を受けての世間の反応は、“やっぱり”というのが多かったですよね。世の中もそう思っているように、すでに芸能界の一部では大麻は広がっていると考えたほうが良さそうです。伊勢谷の逮捕をきっかけに、今後、芸能界からの大麻逮捕者が続出しても不思議ではないでしょう……」(前出のスポーツ紙記者)

 オーガニックかどうかなどは関係ない。違法薬物は絶対に許されるものではない、と肝に銘じる必要があるだろう。