顔色があまりよくない山口とお酒が入ったペットボトル

「今回の酒気帯び運転による逮捕で、山口さんがTOKIOに復帰するプランは”絶望的”になりましたね。ジャニーズ事務所から分社化する形で独立した株式会社TOKIOが復帰の受け皿と言われていましたが……。特に”兄ィ”と呼んで誰よりも気にかけてきた松岡昌宏さんの落胆ぶりは半端ではないようです」(芸能プロ関係者)

 9月22日に酒気帯び運転の疑いで逮捕され、24日に釈放された元TOKIOの山口達也(48)。その際も、住んでいる自宅マンションに家宅捜査が入るなど、前例のない「飲酒逮捕劇」となった。

 これほどまでに山口の逮捕が大きく取り上げられているのは、2年半前にジャニーズ事務所から契約解除を受けた”あの事件”があったからだ。

「’18年4月、当時番組で共演していた女子高生に強制わいせつを行ったとして書類送検。所属事務所との契約を解除されましたが、あのときも酒が原因でした。アルコール依存症ともいわれましたが、その後の『女性セブン』のインタビューでは『断酒生活をしています』『治療によってだいぶ改善されました』なとと答えていたのですが……。やはりお酒を断つことは難しかったのでしょう」(テレビ局関係者)

 TOKIOへの復帰を目指しモチベーションを高めていたはずの山口。そんな彼の復活を阻んだのは、またしても酒だった。

事務所関係者も頭を抱えるほどーー

「’16年には女性週刊誌に依存症の治療で有名な病院に通う山口さんのキャッチされていましたが、じつはそれ以前から飲酒による仕事への悪影響はジャニーズ事務所内でも頭を抱えるほどの問題だったんです」

 こう語るのは、山口と付き合いのあったテレビ局関係者だ。

’95年から続いているTOKIOの代表番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)』では、さまざまな企画に山口さんが身体を張って挑戦。ロケを敢行していましたが、その撮影でもお酒によるやらかしをしたことがたびたびあったんです。

 例えばロケの当日。普段はマネージャーが送迎車で自宅まで迎えに行くのですが、いくら待ってもこない。携帯に電話をするもまったくつながらず、慌ててマネージャーが都内を捜索しました。結果、昼過ぎに彼の行きつけのバーで泥酔して寝ているのを見つけた、なんてこともありました。

 もちろんその日のロケは中止になるんですが、メンバーとしてはたまったものではない。時間などにうるさい(国分)太一さんからは山口さんと組むことにNGまで出したこともあったんです

 またTOKIOの生命線でもあるライブでは、こんな姿を見せていたという。

「TOKIOに限らずバンドのライブでは水分補給のためのペットボトルや水筒が重要視されていると思いますが、なんと山口さんはその水筒の中に日本酒を入れていたというんです。それがアルコール依存症というレベルなのか、彼なりのテンションを上げるためなのか分かりませんが、いずれにしてもTOKIO時代から酒好きのレベルではなかったと思います。

 それについてメンバーたちが見て見ぬふりをしていたのか分かりませんが、もしそうならメンバーたちにも責任はあると思うし、そうでなければ山口さんはTOKIO時代から“プロ失格”だったということでしょう」(レコード会社関係者)

 今年5月10日放送の『鉄腕!DASH!!』では白タオルとタンクトップを身につけた山口が登場し、復帰を期待させたのだが……。あまりにも悲しい現実と言わざるを得ないーー。