ジャッキー・ウーが2006年にリリースしたシングル『架け橋』ジャケットより

 ジャッキー・ウー。

 この男性は、元フジテレビアナウンサーで、貴乃花の元妻である河野景子の交際相手だ。17日発売の週刊文春で熱愛を報じられた河野は、記者に再婚の件を聞かれると「はい!そのつもりです」と満面の笑みを見せた。

「ジャッキーさんも22日に放送されたフジテレビ系の情報番組『ノンストップ!』のインタビューに答え、河野さんとの結婚を認めています」(スポーツ紙記者)

出演者と最初に挨拶をかわしただけの“監督”

 河野が平成の名横綱の次に選んだ相手が、ジャッキー・ウー……。いったいどんな人物なのか?

「彼は痩身エステティックサロンを経営しながら、映画ビジネスも展開しています。俳優からプロデュース、監督まで務めるマルチな方ですよ」(ジャッキーの知人)

 だが、映画関係者からはこんな声も聞こえてきた──。

「’18年、寺田心くんと冨士眞奈美さんでW主演を務めた映画『ばあばは、だいじょうぶ』。彼は本作の監督なのですが、撮影現場にほとんど姿を見せなかったんです」

 出演者とも最初の挨拶をかわしただけだったという。

 前出の映画関係者は、

「全然、監督らしい仕事をしていなかった。あれでよく映画ができたなと逆に感心しましたよ(笑)」

 ジャッキーの事務所に問い合わせると、「監督がいない撮影なんてあり得ない」と否定するが、

「ジャッキーさんは“姿を見せない監督”として有名なんです。’17年の鈴木紗理奈さんが主演を務めた映画『キセキの葉書』でもいなかったですよ」(前出の映画関係者)

鈴木紗理奈の受賞は「自分が獲らせてあげた

 火のないところに煙は立たぬというが……。別の映画関係者からは、こんな話も。

「ジャッキーさんは出演者サイドに“賞をとらせてあげるから映画祭に来ないか”と言っていたらしいんですよ」

『ばあばは、だいじょうぶ』は、ミラノ国際映画祭で寺田心が最年少で主演男優賞を、ジャッキー自身も同映画祭で最優秀監督を受賞しているが、

「以前から世界じゅうの映画関係者にコネクションがあるから賞をとれているとか……」(同・別の映画関係者、以下同)

 映画『キセキの葉書』の鈴木紗理奈も、マドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞しているが、

「それも“自分が獲らせてあげたものだ”と言っていたそうです」

鈴木紗理奈

 “お金を出して賞を買っているのでは?”なんて話も……。ジャッキーの事務所はこの件に関しても否定しているが、そんな噂が立ってしまうのも彼の金回りが非常によかったからだ。

「監督業に関して疑問を感じる出演者はチラホラいましたが、ギャラではまったくもめていない。むしろ出演料は破格だったという話です」

 ジャッキーが経営する会社の売り上げがコロナで落ち込んでいるとも報じられているが……。

『ばあばは、だいじょうぶ』が'17年にクラインクインした際、すでに彼女の影があったという。

「作品にまったく関係していないはずの河野景子さん(当時は花田景子、18年10月に離婚)から差し入れが届いていたのがとても不思議でした。今ではその謎が解けました」(前出・映画関係者)

 ジャッキーの監督業についての謎は、解けないままだ──。