小川彩佳

『週刊文春』(2021年2月11日)で大々的に報じられたのは『NEWS23』のメインキャスター小川彩佳アナ(34)の夫の不倫をすっぱ抜いたスクープだった。

   ‘16年に嵐の櫻井翔との交際が発覚。2年ほどの交際期間を経て破局したあと、翌年には医療ベンチャー『メドレー』の代表取締役医師を務める豊田剛一郎氏と電撃結婚。昨年の夏には第一子が誕生したはずなのだが……。

「記事には豊田氏とウェブデザイナーのA子さんが“不倫関係”になった過程がかなり詳細に書かれていました。豊田氏は彼女の引っ越し代や毎月の家賃のうち10万2000円を“支援”するかたちで、自身の個人会社から近くの場所に引っ越しさせていたようです。急な連絡がきて豊田さんが自宅にやってくるというパターンが多かったそうです。つまり、愛人関係にあったと」(スポーツ紙記者)

モテそうだが浮ついた話は聞かない

 名門・開成高校で学び、東京大学医学部に進学。卒業後は脳神経外科医になったのちに、米国留学を経てマッキンゼーでヘルスケア業界のコンサルタントに。’15年、同級生が創業した『メドレー』の共同代表に就任している。医療機関にオンライン診察システムを提供するなどといった事業で業界の常識をくつがえす革命児の扱いを受けている。

 2月3日に『文春オンライン』で不倫を報じられるや否や、同日に豊田氏は代表取締役を辞任。役員報酬を返上のうえ無報酬で勤務することを発表した。聡明なだけあって、“次の一手”がなんとも早い。

 そんな彼を知る中・高時代の友人は当時の豊田氏についてこう語る。

頭脳明晰で切れ者、小学生時代は全国模試で最大2位をとったこともあるそうです。中学のときはサッカー部でキャプテンを務めていましたね。体育祭などの学校行事でも“勝ちにこだわる”男で、戦略を立てたりしていました。ただ、その熱が空回りすることも。

 高校時代は部活のとき、ふざけて遊んでいたサッカー部の仲間に猛然とキレるといったこともありました。周囲とノリが合わなくなり、次第に孤立していた時期も。“東大は受かると思う”と断言したり、自信家な一面もありましたね……実際すごく賢いので何も言い返せないですが。モテていたか……? 男子校だったし、ちょっとそこはわからないですね」(開成時代の同級生)

 社会人になってからもその熱量は冷めることなく、

思い立ったらすぐ行動、会いたい人にはすぐにメール。とにかく頭が良く、アクティブな人でした。これからの医療のカタチを変える男として、菅義偉首相からも今後の医療業界について意見を求められるほどです。プライベートでは体調管理も徹底。普段から血糖値をあげないように意識したり、ジムで筋トレやジョギング、サウナで肉体をととのえて、睡眠もきっちり7時間とる。自己管理は完璧に行われているように見えました」(IT企業関係者)

 ただ、ここでも「モテそうなオーラはあったが、浮いた話はあまり聞かない。秘密主義といったイメージがあります」とのことだった。確かに小川アナと結婚したときも、そのセキュリティーの徹底ぶりはすさまじいものがあった。

危機回避能力の高さも……

 小川がテレビ朝日退職と結婚を発表したのが2019年2月のこと。当時は結婚相手は不明で入籍時期も発表されず、どこの媒体もその正体を見つけることができなかった(9月に『週刊ポスト』が実名で報道)。その間、各週刊誌媒体がこぞって“小川彩佳の結婚相手”を躍起になって探していたのは言うまでもない。

 今回の不倫劇についても彼のそういった“危機回避能力”が発揮されていたようで……。

「記事を読む限り、複数の女性と不倫をするのでなく、相手をひとりに絞っています。それも旧知の知り合いを選んだ。今回の報道はA子さんの友人が“この生活に疲れた”彼女のために告発という形をとっていますが、やはり北海道や沖縄旅行に行ったことや、LINEのスクリーンショットもばっちり掲載されていますから、日頃から相談していたのでしょうね。

 豊田さんからすれば、家賃のサポートをしたり、旅行に連れていったりと、しっかり彼女へのケアをした認識だったと思います。だが、それでタカをくくっていても結局“人の感情”はコントロールできなかったのでしょう。お相手女性のSOSに気づけなかったから話が表に出た」(週刊誌記者)

 報道の同日、小川彩佳はマスコミを通じて《私にとってはすべてが突然のこと》としたうえで、

《緊急事態宣言下の自粛について夫婦で話し合っていたにも関わらず、夫のこのような行動が明らかになり、大変残念に思っております》とコメントを出した。

 “完璧な不倫”がバレた代償やいかに──。