藤原竜也

「そうそう、その調子!」

 道行く人たちが羽織っていた上着を脱ぎ、腕に抱えるほど季節はずれの暖かさに見舞われた3月上旬の昼下がり。都内の公園で、自転車に乗っている子どもを見守っていた父親が優しく声をかけた。その父親は藤原竜也だった─。

 藤原は3月6日から公開されている映画『太陽は動かない』で主演を務めている。

「心臓に小型爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント2人が、死の危険を抱えながら事件解決に向けて奮闘する物語。藤原さんの相棒役には、竹内涼真さんが出演しています」(スポーツ紙記者)

 テレビではあまりプライベートについて語らないが、藤原は'13年に4歳年上の一般女性と結婚し、'16年には第1子が誕生している。

 冒頭の公園では、家族3人で過ごす貴重な姿が目撃されていた。

お子さんが自転車に乗って、藤原さんと奥さんが後ろからついて歩いていました。まだ乗り慣れていないのか、公園内をぐるぐる回って、一緒に練習していたみたいですね」(目撃した女性)

親子仲よく話しながら休日を過ごす藤原竜也

 懸命にペダルをこぐわが子に向かって、藤原はしきりにエールを送っていたという。

ときどき不安そうに振り返るお子さんに対して、“ママもそっちにいるんだから、頑張ってみなよ!”と優しく声をかけていましたよ。楽しそうに子どもと遊ぶ彼を見て、すごくステキだなと思いました」(同・目撃した女性)

藤原家の教育方針

 藤原といえば、映画『カイジ』シリーズで演じた“クズ人間”のイメージが強いが、公園での様子からわかるように、家族を大切にしている。

「若いころは夜遅くまで飲んでいましたが、最近はできるだけ早く帰って家族で過ごす時間をつくるようにしていますよ。4年ほど前から一軒家に住んでいて、遊びに行った俳優仲間からは“豪邸”と評判です」(芸能プロ関係者)

 都内にある自宅付近では、“家族ファースト”な姿が目撃されていた。

「よく家族3人でお出かけしていますね。藤原さんはお子さんといるときはいつもニコニコと楽しそう。お子さんもそんなパパによく懐いていますよ」(近隣住民)

 多くのドラマや映画に出演し、多忙な毎日を送っているが、わが子のために続けている“ルーティン”も。

わが子を見守る藤原竜也

朝早くに藤原さんが運転して、お子さんを幼稚園に送っていますよ。仕事が落ち着いているときは、彼が送迎を担当しているのでしょう」(同・近隣住民)

 そんな藤原家の教育方針はというと、

キリスト教系の幼稚園に通わせているんです。あまり芸能人が通うところではないので、いろいろな子どもたちと交流させて、のびのびと育てたいのかもしれませんね」(同じ幼稚園の保護者)

 子どもには、人生逆転をかけたギャンブルには興じてほしくないもんね。