自粛期間に韓国カルチャーや俳優、K-POPアーティストにハマる人、続出。そこで今回は特別に、いまや世界的な人気を誇る韓国人スターの、気になるウワサや最新のニュースをお届けします!

BTS、グラミー賞受賞ならずで……

BTS

 先日、韓国人アーティストとして初めてグラミー賞にノミネートされたBTS。3月14日に発表があり、結果としては受賞ならず。しかし、式を終え動画配信を行ったメンバーは「幸せで光栄な1日だった」(JIMIN・25)と前向きな姿勢を見せた。

 そんな中、結果に噛みついたのが米経済誌『フォーブス』。「視聴率稼ぎに使われた。グラミーの人種問題への無関心な態度も変わっていない。もっとBTSの力を認めよ! 」と批判し、ARMYと呼ばれるファンの賛同を得た。メンバーのV(25)は「来年もう1度出たい」ということで次回に期待!

→はみ出しネタ
 メンバー愛読書が人気爆発!……J-HOPE(27)が読んだ(かも)、というだけで韓国で30万部のベストセラーになった、ポムリュン著の『誰よりも先にあなたが幸せになりなさい』の邦訳が3月発売(マガジンハウス)。仏教をベースにした前向きな生き方指南書。

BTS●2013年デビューの7人組。メッセージ性の強い楽曲とヒップホップを取り入れたパフォーマンスで世界的人気を獲得し、K-POPブームを巻き起こす。2018年、史上最年少で韓国の花冠文化勲章を受章。

G-DRAGONに新たな熱愛!?

 水原希子(30)、小松菜奈(25)などそうそうたる美女と浮名を流してきたG-DRAGON(32)に今年2月、新たな熱愛報道が。お相手は事務所の後輩、BLACKPINKのジェニー(25)。交際約1年で、主にG-DRAGONの自宅でデートをしていると報じられた。お似合いと肯定的な意見が主流の中、一部BIGBANGファンからは不満の声も。

 というのもメンバー全員が兵役を終えてからこの約1年半、グループ始動の気配はゼロ。D-LITE(31)は人知れずユーチューバーになり、T.O.P(33)とSOL(32)にいたっては近況を知れるのはSNSのみ。今年こそは4人そろった姿が見たい!

BIGBANG

→はみ出しネタ
 元メンバーV.Iの裁判は続行……売春あっせんなどの容疑で起訴された元メンバーV.I(30)の裁判は、兵役中の現在も継続。暴行を教唆したとし1月に特殊暴行教唆容疑で追加起訴。計9つの容疑を受けている。

BIGBANG●2006年デビュー。プロデューサーも務めるカリスマ系リーダーG-DRAGON、天性のラッパーT.O.P、歌唱力抜群のSOL、韓国演歌が得意なD-LITEで構成。世界的にブレイクし、日本でも5年連続ドームツアーを開催。

『愛の不時着』カップルが再共演!

 『愛の不時着』での共演で、私生活でも熱愛関係となったヒョンビン(38)とソン・イェジン(39)。交際のなりゆきに注目が集まる中、早くも“再共演”を果たし話題に。といってもドラマではなく、フィリピンの通信業社のCM。

 離れ離れの2人が通信技術により再会という筋書きで、ラブラブムードいっぱい。“不時着ロス”の視聴者を喜ばせた。最近、郊外に4億6000万円相当の高級ヴィラを購入したと報道されたヒョンビン。ひとり用には大きすぎるとあり、「ソン・イェジンと住む将来の新居では?」との説も。真相はいかに!?

ヒョンビン●韓国の名門、中央大学在学中に俳優デビュー。『私の名前はキム・サムスン』のツンデレ御曹司役でスターに。『シークレット・ガーデン』ではコミカルな魅力を発揮。兵役では過酷な海兵隊を志願し評価を上げる。

ソン・イェジン●CMモデルを経て女優に転身。可憐な容姿と演技力を兼ね備えた韓国を代表する人気女優。代表作に『夏の香り』『私の頭の中の消しゴム』など。ヒョンビンとは2018年に映画『ザ・ネゴシエーション』で初共演。

チャンミン、SNSに結婚指輪がキラリ

東方神起、左からユンホ、チャンミン

 既婚者チャンミン(33)のおのろけが止まらない。昨年6月、「人生を一緒に過ごしたいと決心した」と交際中だった女性との結婚を発表し、10月に挙式。相手については年下の一般人ということしか明かされておらず、結婚式も非公開。

 現役アイドルという立場上、秘密主義でいくのかと思いきや、結婚後初アップのSNSには結婚指輪がチラリ。料理バラエティー番組でも、「(妻にも料理を)ときどきしてあげる。喜んでくれる」とおのろけ。一部ファンからは「しんどい」「もう聞きたくない」という声も。

チャンミン●グループの末っ子でボーカル担当。パワフルなハイトーンボイスが特徴。俳優業にも進出し『夜を歩く士<ソンビ>』などに出演。2019年、デビュー後初の熱愛報道を認め、翌年にゴールイン。

ユンホ、事情聴取逃走疑惑で大ブーイング

 スキャンダルと無縁だったユンホ(35)がピンチ。営業は夜10時までという新型コロナの防疫規則に反した飲食店にいたところを2月末に摘発され、事情聴取を受けたことが発覚。ユンホは素早く謝罪文を発表し、「知人の店で飲んでいた」という情報が広まったこともあり世論の炎上を回避。

 だが後日、店は女性が接客する違法営業の会員制飲み屋で、ユンホの逃走を助けるため友人が警官に抵抗したことなどが報じられると一転、非難が殺到。報道は一部誤報だったがユンホの信頼は失墜。出演予定の番組も見合わせに。

ユンホ●2004年デビューの東方神起のリーダー。最近は、熱血キャラと発明が趣味という意外性に注目が集まりバラエティーでも活躍。品行方正のイメージから韓国では「アイドルの教科書」の異名も。

SUPERNOVA ユナク、忘れない3.11

 昨年9月、過去に行っていた海外でのバカラ賭博容疑で、メンバーのソンジェ(34)とともに警察の取り調べを受けたユナク(38)。一部で暴力団の関与が報じられるなどし、イメージは大きくダウン。出演予定だったミュージカルを降板し、表立った活動がない状態が続いた。

 そんな中、ファンを喜ばせたのが今年3月11日のツイッター。東日本大震災の発生当時、被災地でボランティア活動を行ったユナクだが、「被災者とその家族のためにお祈りします」と投稿。ファンから「忘れずにありがとう」と感謝の言葉が寄せられた。

ユナク●国費留学生として愛知大学で学び、2006年に超新星(現SUPERNOVA)のリーダーとしてデビュー。ミュージカル界でも活躍。4月25日にソンジェとのユニット「Double Ace」の公演を埼玉で開催予定。

韓国芸能界に大激震「いじめ疑惑」

 今年2月、女子プロバレーボール界で活躍する美人双子選手がいじめの加害者だったという告発から始まった「いじめ#MeToo」の連鎖。芸能界にも飛び火し、「学生時代にいじめを受けた」という“被害者”からの書き込みがネットの匿名掲示板に次々登場。

 疑惑を受けて活動休止するアイドルや俳優が続出している。潔白だとしてもイメージダウンは避けられず、事務所は戦々恐々。学校や職場でのいじめは韓国で長年の間、社会問題となっているだけに騒動は簡単には収まりそうにない。

いじめ疑惑が浮上した芸能人

SEVENTEEN ミンギュ
 同じ小・中学校出身という人物が、「学生時代にミンギュ(24)は不良グループの一員で、言葉の暴力を受けたほか、金銭の要求をされていた」とネットで暴露。自閉症の生徒をいじめていたとの投稿もされ、ミンギュは活動休止に追い込まれた。後日、事務所は「投稿者や関連人物に会い、そのような事実はなかったことを確認した」とミンギュの無実を証明しファンを安心させた。
<Profile>ミンギュ●13人組SEVENTEENのラッパーとして2005年デビュー。グループいちの長身でビジュアル担当。過去、音楽番組のMCとしても活躍。

April ナウン
 KARAの妹分としてデビューした清純派アイドルAprilだが、元メンバーの弟を名乗る人物が「姉がメンバーからいじめを受けていた」とネットで暴露。一番人気で女優として活躍していたナウン(21)には、「学生時代はいじめの加害者だった」という書き込みも投稿され炎上。事務所はドラマの降板を発表。
<Profile>ナウン●2015年デビュー。清楚なルックスで女優、CMモデルとしても活躍。大ヒットウェブドラマ『A-TEEN』ではヒロインのライバル役を好演。

チェ・ジチェ・ジウInstagramより

『冬ソナ』ヒロインも母に……愛娘披露

『冬のソナタ』の大ブームから約20年。ジウ姫として日本でも愛されたチェ・ジウ(45)は、2018年にIT企業の代表を務める9歳年下の一般人と結婚。2020年5月には女の子を授かり、現在は育児の真っ最中。

 そんな中、今年2月にインスタグラムを開設し、旧正月の挨拶とともに、愛娘、愛犬との3ショットを初投稿した。表紙を飾った韓国版『COSMOPOLITAN』3月号では、「育児本で勉強しながら懸命に育てています。高齢出産のアイコンとして、子どもを持ちたい同世代の女性に希望を与えたい」と奮闘している素顔を語った。

チェ・ジウ●1994年に芸能界入り。可憐な容姿で人気を獲得し、『冬のソナタ』でトップ女優に。涙を流す演技に定評があり別名“涙の女王”。特別出演した『愛の不時着』では変わらぬ美貌を見せ話題に。

ぺ・ヨンジュン

ペ・ヨンジュン、投資家として大成功

 ここ最近の韓流ブームで、再び注目を集めているのが“微笑みの貴公子”ペ・ヨンジュン(48)。『冬のソナタ』でヨン様ブームを巻き起こし、日本の中高年女性を虜にしたが、俳優としての活動は2011年の作品を最後に引退状態。

 最高戦略責任者を務めていた芸能プロダクションの株を2018年に売却し、現在は投資家として才能を発揮している。韓国の報道によると昨年秋の時点で保有株の時価総額は約28億円にのぼり芸能界の株長者番付で第5位。

 ドラマ業界やファンからは俳優復帰を望む声が現在も絶えないが、ハードルは高いかも?

ぺ・ヨンジュン●1994年にデビュー。元祖韓流スターとしてアジア中に韓国ドラマブームを起こす。2006年に芸能事務所を設立し実業家として成功。2015年に女優パク・スジンと結婚し2児の父に。

RAIN(ピ)&キム・テヒ不動産資産は78億円! 

 2017年に女優キム・テヒ(41)と結婚し、2児のパパになった歌手RAIN(ピ)(38)。日本ではご無沙汰状態だが、韓国ではレトロブームに乗って再ブレイク中。暑苦しいほどの熱血キャラもウケてバラエティーにも引っ張りだこ。

 先日、出演した番組では「夫婦ゲンカはしたことがない。とても幸せだ」と告白。またプロデュースを手がけた男性アイドルグループのMVに、キム・テヒを“憧れの女性”として登場させたことも話題に。夫婦合わせて約78億円の不動産資産を持つという2人のおしどり夫婦ぶりは、この先も安泰そう。

RAIN(ピ)●NiziUの生みの親、J.Y. Parkに才能を見いだされ2002年デビュー。パワフルな歌とダンスでワールドスターに。

キム・テヒ●名門ソウル大学出身。韓国を代表する美人女優。

(取材・文/新森実夏)