谷原章介

 新年度を迎え、各局がリニューアルさせた朝の情報番組。フジテレビは22年間続いた『とくダネ!』を終了させ、俳優の谷原章介を司会に据えた。新しい“朝の顔”となった谷原の素顔に迫ってみると――。

どこまでも家族思い

 爽やかなイメージの彼は、家に帰れば3人の息子と3人の娘を持つ父親だ。仕事だけでなく、子育ても手を抜かない。

谷原さんはバリバリのアウトドア派で、趣味のサーフィンをするため、千葉の海岸にずっと通っているんですよ。だからオフの日にはサーフトリップを兼ねて子どもたちを海遊びに連れて行ったり、山へキャンプに出かけたりもするそうです」(谷原家の知人)

 去年はNHK大河『麒麟がくる』に出演し、忙しい1年を過ごしたが……。

「大河も終わり、子どもたちはやっと一緒に遊んでもらえると期待していたんです。そしたら朝の帯番組が始まってしまったので、お子さんたちは“パパと遊びに行けない!”と残念がっているそうです」(同・谷原家の知人)

 仕事にかまけて家族のことをうっかり忘れてしまった? なんてことは、当然ない。

「朝の番組を担当することになって、奥さんも家族と一緒に過ごせる時間が減るんじゃないかって気にしていたみたい。すると、谷原さんは“昼過ぎに終われば幼稚園の迎えは行ける。土日が休みなら運動会も行けるな”と話したそう。とにかく忙しいはずなのに、頭が下がりますよ」(スポーツ紙記者)

 そんな谷原は昨年、子どもたちと楽しい時間を過ごすため、大きな買い物をしていた。なんでも車を買ったそうだけど、どうせ高級SUVでしょ?

いやいや、それが“ガテン系”ご用達のワンボックスカーなんです(笑)。“子どもたちと車中泊できるように、大きなバンがいい”ってね。当然、ただのバンじゃないんです。ボディはオリジナルカラーに全塗装。タイヤやホイールも大きなものに替えて、車両代と改造費で総額600万円はかかってます。

 パッと見、“絶対に谷原章介は乗らない車”に仕上がってます(笑)。“今、車作ってるんです。めちゃカッコいいんですよ。早く来ないかなぁ”って谷原さん、子どもみたいに楽しみにしてました」(前出・谷原家の知人)

 『王様のブランチ』(TBS系)の司会を10年にわたって務め、現在は『アタック25』(テレビ朝日系)などでも司会を務める。その人気ぶりはテレビに映らない裏でも──。

「紳士的な振る舞いもさることながら、収録現場では共演者は当然のこと、下っ端のADまで気にかけてくれる優しい人です。自分の意見もハッキリ言うし、朝の番組をやるにあたって、キッチリ勉強されているなと感じます。多忙で、あまり睡眠をとれない日もあるようですが、つらそうな姿はいっさい見せないですね」(制作会社関係者)

 家庭ではよきパパ、仕事の現場では気遣いの人。非の打ちどころのない彼だが、舞台稽古中にはこんな素顔が。それは、昨年末に上演された舞台『チョコレートドーナツ』の稽古場でのこと。

「ゲイのカップルが育児放棄されたダウン症の子どもを育てるという物語なのですが、谷原さんは、主演の東山紀之さん演じるドラァグクイーンの相手役で、とっても重要な役どころ。出演者がそろって台本の読み合わせをしていたときです。なんと谷原さんが、突然パンを食べ始めたんですよ。しかも、谷原さんにセリフが回ってくる直前にですよ……」(舞台関係者)

 普段、“完璧な男”なだけに、周囲もザワついたという。

「東山さんは、納得がいくまで同じ場面を何度も繰り返すこともあるストイックな人。現場もちょっとピリッとしていたから空気を読まない谷原さんの行動に、内心ヒヤヒヤ。終わってから“何でパンを食べ始めたの?”と共演者が聞いたら、質問の意図がわからなかったのか、ポカンとした表情で“お腹がすいたから”と答えたって」(同・舞台関係者)

 子育てに仕事にと日々奮闘している谷原だけに、周りが見えなくなるくらい、台本に没頭しちゃったのかも。