直撃を受ける高田純次

《車に乗る喜びをお客様目線で表現してくれそうな方》

 そんな理由で、5月中旬に車リースサービス『カルモくん』の広告塔に就任したのは「ミスター無責任」「テキトー男」こと高田純次。

“当て逃げ”報道も

「たしかに芸能界有数のカーマニアですが、車関連の仕事をオファーされるとは驚きました。2年前の“騒動”以来、よいイメージがないので……」(芸能プロ関係者)

車リースサービス『カルモくん』の広告塔に就任した高田純次

 騒動とは『週刊文春』に掲載された”当て逃げ”報道。

'19年4月、高田さんが運転していたポルシェが、20代男性の運転する車に衝突。被害者から警察を呼ぶべきだと言われた高田さんが“今20万円持ってます。ダメでしょうか。それである意味、ナッシングに”とお金で解決しようとしたことに対し、世間から批判の声が相次ぎました」(スポーツ紙記者)

 直後、『FLASH』の取材に対して「免許返納も視野に入れている」とコメント。

それもそのはず。高田さんが事故を起こしたのはそれが初めてではありません。'09年には前方不注意でミニバイクに衝突。バイクに乗っていた少年に全治2週間のケガを負わせています。'18年にも信号待ちをしていた20代男性の車に追突しています」(同・スポーツ紙記者)

 “高齢者ドライバー”でありながらも車が大好きな高田にとって、免許返納は苦しい決断。しかし、今年に入ってとうとう動きがあったという。

「年始ごろに“もう車は売る!”って話してましたよ。奥さまからも免許返納をすすめられていたそうですからね」(テレビ局関係者)

 真相を確かめるべく、6月上旬に自宅を訪れると、白いベンツを慣れた様子で運転する日に焼けた高田が現れた! 記者に気づくと、車を路肩に止めて丁寧に取材に応じてくれた。

「意見を言っても言い訳がましく見えちゃう」

─最近も運転を?

お願いできるときは誰かに運転してもらっているから、ほとんど乗ってないよ。事故から1年くらいはまったく乗ってなかったし、普段は自転車。ただ、どうしても自分で仕事現場に行かなくちゃいけないときがあるので、ちょこっと乗ることはあります。もちろん安全運転で。今日も、仕事先に着いたらマネージャーに運転を代わってもらうよ

 愛車の売却について聞くと、

ほとんど売っちゃいました。事故を起こしたあのグレーのポルシェも……。最近はリースの車とかもあるけどね

 と、少し寂しげな表情を浮かべつつも広告塔としての宣伝活動は欠かさない。

─“当て逃げ”報道については解決した?

事故の際は警察に入ってもらい、その後は弁護士に示談を進めてもらったから、この件はその場で解決したと思っていました。だから、1か月後に報道されたときは驚いちゃった。でも、自分の意見を主張しても、言い訳がましく見えちゃうからねぇ

 当時の話にも穏やかに答える高田。そして最後には、こんな決意を表明した。

事故直後、確かに免許返納について考えなくちゃいけないとコメントしました。それは今も変わらず、年齢的なことがあるので時折考えます。もう1回、交通違反をしたら信頼を失うと思って気を引き締めていますよ。かれこれ50年近く運転してきたからね

 今回は“テキトーではない”覚悟があるみたい!