直撃を受ける駒田航

 いまだにコロナ終息の兆しが見えないなか五輪開催の時期も近づき、2021年もあっという間に折り返し地点に突入。この上半期を振り返ってみると、芸能界、政界、スポーツ界、そして皇室問題と、数々の“スキャンダル”が勃発。『週刊女性』が追い続けた上半期スクープの中から、厳選した記事を再掲する。

『週刊女性』が報じた“ヒプマイ声優”駒田航(31)の不倫疑惑。報道を受け多くのファンがネット上で不安の声を漏らす中、所属事務所は否定のコメントを発表した。しかし、相手女性が事実関係を認めたことや彼女の知人が話す内容を考慮すると、それはどうも信じがたく……(2021年6月8日号掲載)。

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「俺が頭を下げるには、テメェは小物すぎるんだよ!」

 力強い声でワイルドな決めゼリフを放つのは、イケメン声優の駒田航。

「185センチの長身で、筋肉質のスラリとした体形。ドイツ育ちで語学も堪能です。男性声優による音楽プロジェクトの『ヒプノシスマイク』では、入間銃兎という人気キャラクターでラップを披露していますよ。日本テレビ系の『news zero』では金曜日のナレーションを担当するなど幅広く活動しています」(音楽ライター)

今年1月に結婚を発表したが……

駒田航(公式サイトより)

 多くの女性ファンを持つ駒田だが、今年1月に一般女性との結婚を発表。しかし、彼にはほかにも親密な女性がいたという。

都内在住のAさんは、駒田さんが独身のころからよく2人で会っていました。彼が結婚してからも関係は続き、むしろ深まっていったんです……」(Aさんの知人、以下同)

 アニメでは“爽やかイケメンキャラ”を演じることが多いが、プライベートでは別の顔を持っていた。Aさんとの出会いは、昨年11月にさかのぼる。

音楽業界で働く共通の知人の紹介で知り合ったそう。3人で食事に行ったあと、Aさんと駒田さんの2人きりに。駒田さんは彼女の連絡先を聞き、そこから積極的に誘うようになりました

 しかし12月中旬、ある大きな出来事が。

駒田航はA子さんと出会った日から積極的に食事やドライブなどに誘い、恋人のようなデートを重ねた

ドライブデートの帰りに突然“実は結婚するんだ”とAさんに報告。動揺する彼女に“結婚するけど、正直Aさんに惹かれてるのは事実だし、これからも関係はずっと続けていきたい”と言ったそうです。彼女が、自分に惹かれてるのならなぜ結婚するのかと聞くと、“向こう(妻)のことも嫌いじゃないから別れられないし、一緒に住んでるし……”と歯切れの悪い答えでした

 彼の望みどおり、ふたりの関係は結婚後も続く。

Aさんは距離を置くことも考えていましたが、駒田さんは結婚してから、より積極的になったそうで……。仕事終わりに会えるかどうか、彼女の予定を毎日聞くように。結婚前は外で会っていましたが、人目を恐れたのか、彼は次第にAさんの家で過ごしたがるようになりました

「不倫にならない」理由

 結婚直後の1月上旬、駒田は彼女の家を訪れる。

家に来ると、身体をベタベタ触ってきたそうです。数日後には“手料理が食べたい”と言ってまたAさんの家に。その日、彼女は目隠しされ、はいていたストッキングをやぶかれて……。その2日後も訪れ、その日も食事が終わると駒田さんはすぐ服を脱いで……

『週刊女性』が入手した駒田航とA子さんのLINEのやりとり。短い“スキマ時間”でもAさんを求めて頻繁にやりとりをしていた

 新婚の妻を裏切る行動なのは明らかだが、彼には奇妙な価値観があった。

実はふたりは、“行為”を最後までしたことはなかったんです。駒田さんが“最後までシなきゃ不倫にならないから大丈夫”と言っていたそうで……。罪の意識なんか毛頭ないのかもしれませんね

 しかし、2月中旬になると、駒田は多忙を理由にAさんと会わなくなった。

Aさんは“都合のいいときに短時間で、ただ風俗代わりにされていただけなのかも”と傷ついていて……。もちろん彼女も悪いけれど、駒田さんは欲望のためにAさんを利用しただけなんです

 爽やかなイメージからかけ離れた裏の顔。事実を確認するべく、5月中旬に自宅マンションから出てきた駒田を直撃した。

─Aさんという女性と不倫関係にあったようですね?

…………

 顔をしかめ、しばし沈黙した後、ゆっくりと口を開いた。

あの〜、Aさんという女性は、もちろん存じ上げています。言えることは、本当に何もそういったことはしておりませんので

─Aさんの自宅にも行っていたと聞いています。

友達関係でお会いして、ご飯に行かせていただいて。家に行ったのも、趣味のDVDを貸していただいたのを、返しに行っただけです

─奥さんもご存じ?

妻には、“友人のところに行ってくる”と

─Aさんの家で、性行為はしていない?

もちろん、ないです

ただの遊びだったんじゃないですか

 家に行ったことは認めたが、最後までただの友人であるとの主張を崩さない。Aさんにも電話で話を聞くと、記者からの連絡に驚きつつ、質問に答えた。

─駒田さんが家に通っていたそうですね。

まあそれは、はい……

─DVDを貸していた?

DVD……?

 まったく思い当たらないようで、困惑した様子。

─家で性的な行為は?

まあ、はい……でも私の口からは、何とも……ただの遊びだったんじゃないですかね。もういいですか、あまり思い出したくないので……

 そう言い残し早々に電話を切ったが、性的な行為があったことは否定しなかった。

 所属事務所に事実関係を問い合わせると、

駒田本人の言葉が事実であると認識しております

直撃を受ける駒田航

 との回答。

“最後までシなきゃ不倫にならない”という駒田の言い分は、法律的に通用するものなのか。『弁護士法人 天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士に話を聞いた。

「“ここからが不倫”という厳密な線引きはありません。不倫とは“配偶者のいる人間が、自由な意思に基づいて配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと”と定義されます。問題は性行為を最後までするか否かではありませんし、駒田さんの行為は不貞行為に当たると考えられます

 駒田が演じる入間銃兎の決めゼリフは「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる」というもの。結婚後も別の女性宅を訪ねるというリスクを取ることで、彼はいったい何を達成したのか……。