学習院大学の新入生向けガイダンスを受けるため、入学後初めてキャンパスに足を運ばれた(2020年10月24日)

 いまだにコロナ終息の兆しが見えないなか五輪開催の時期も近づき、2021年もあっという間に折り返し地点に突入。この上半期を振り返ってみると、芸能界、政界、スポーツ界、そして皇室問題と、数々の“スキャンダル”が勃発。『週刊女性』が追い続けた上半期スクープの中から、厳選した記事を再掲する。

 6月23日の沖縄慰霊の日にお住まいの赤坂御所で黙禱し、天皇皇后両陛下とともに犠牲者をしのばれた愛子さま。公務や登校などで外出する機会が少なくなったなかで“ひそかな趣味”を今も続けておられるのだろうか。そして、愛子さまを癒し続けているという“特別なお方”とのゆくえはいかにーー(2021年3月16日号掲載)。

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 愛子さまの近況を次のように話すのは、侍従職関係者。

「学習院大学ではオンライン形式の学期末試験、教科によってはレポート提出などの課題に追われる日々を送られています。

 冬休み期間も課題に取り組んでおられましたが、正月には羽根つきや凧あげなどを楽しまれたり、お住まいのある『赤坂御用地』でユズやミカンを収穫して、職員とともにおいしく召し上がられました。

 毎年3月ごろに家族で行かれていた長野県へのスキー旅行に関しては、今年はコロナの影響でお控えになります」

 お父さまである天皇陛下は、2月23日に61歳をお迎えに。お誕生日に際しての記者会見では、秋篠宮家の長女・眞子さまのご結婚問題に対するご見解がにわかに話題となったが、愛子さまに関しては、次のように語られた。

「愛子がオンラインで授業を受けているのをそばで見る機会もありましたが、私たち自身も、新たな知見を得ることができたり、何か学生時代に戻ったような気持ちになりました。(中略)今まで以上に、さまざまな経験を積み重ねながら視野を広げていってほしいと願っています」

 ご自分の母校に入学されるも、キャンパスで学ぶことのできない愛子さまを温かく見守られている陛下。

 4月以降は、天皇ご一家の生活にも変化が訪れる。

愛子さま、キャンパス登校での“JDライフ”も気になるが……

「2月12日から、赤坂御所にある大切な所蔵品を皇居へ搬送する作業が始まりました。主に倉庫に保管されている地方訪問に関する資料や装束、外国元首からの贈り物です。

 上皇ご夫妻のお住まいだった皇居内の『旧仙洞御所』の改修工事は、3月中に終了する見通しです。ご一家は、皇居への転居前にいったん関東近郊にある御用邸などに滞在され、その間に身の回りの生活用品を運ぶ予定だといいます。ですので“新居”である皇居にお三方が引っ越されるのは早くても4月以降になるでしょう」(前出・侍従職関係者)

61歳のお誕生日会見で愛子さまの「(結婚の事も含め)相談に乗る」と言及された天皇陛下

 東京都内の大学では明治大学や青山学院大学が、新2年生向けに1年遅れの入学式を行うと発表。愛子さまも少しずつ、学習院大学のキャンパスに登校される機会が増えていくことだろう。

 一方、コロナ禍になってからの1年間、ほとんど外出を控えていた愛子さまだが、お住まいで“ひそかな趣味”を楽しまれているという。

「宮さまはジャニーズアイドルが大好きで、今の推しは『ジャニーズWEST』だそう。

 その中でも重岡大毅クンと藤井流星クンというメンバーがお気に入り。2人の誕生日には、うちわなどのグッズを並べてジャニーズファンがよくやる“生誕祭”という個人的なお祝いも行うほど。

 限られた友人にだけ公開している『インスタグラム』のアカウントも持っており、高校時代の修学旅行や教室内でのご友人とのツーショット、飼われている愛犬の写真などに加えて、重岡クンと藤井クンの生誕祭を行っている写真まで載せていたそうです」(愛子さまのご友人)

 '14年にデビューした『ジャニーズWEST』は関西出身の7人組グループ。関西ノリを生かし、全国放送のバラエティー番組でも活躍している。

「現在はお住まいで過ごされることが多いので、大学の勉強の合間に『WEST』のライブ映像や、彼らが出演しているテレビ番組を見て息抜きされているのかもしれませんね」(同・前)

ジャニーズWESTの全メンバー。左から3人目が藤井流星、4人目が重岡大毅

 ただ、愛子さまを癒しているのは『WEST』だけではないようで─。

「高校時代から“特別な男性がいらっしゃる”ともっぱらのウワサ。愛子さまが18歳の誕生日を迎えられた時期には、その“彼”から『4℃(ヨンドシー)』のシルバーネックレスをプレゼントされたとか。インスタでもそのことを報告されており、コメント欄には“お幸せに!”といったお祝いコメントも見受けられました」(別のご友人)

『4℃』のネックレスのイメージ(4℃公式サイトより)

 主に20~30代向けで、男性から女性に贈るジュエリーブランドとして人気がある『4℃』。ネックレスの価格もお手ごろとはいえ、高校生にとっては少し背のびしたプレゼントだといえる。

 実は、愛子さまは意外にも、周囲が驚くほどの“肉食系女子”だという。

「愛子さまが通われていた中学と高校は女子校なので、当然、男性との接点は少ない。

 接点があるとしたら年に1度、秋に行われる文化祭くらい。どちらかというとひと目惚れされるタイプらしく“メンクイ”だとも聞きました。

 初対面にもかかわらず積極的に連絡先を聞いて、その後も連絡をとり続けておられたといいます」(同・前)

 ネックレスをプレゼントされた“大切な人物”とは、その文化祭で出会われたのかも。

 皇族の方々は、学生時代に結婚相手を見つけるべきだという見方がある。

「学生時代は学業優先ですが制約の多い皇族にとって比較的自由な環境で、いろいろな人たちと部活動やサークルで交流できます。卒業してからは成年皇族として公務の日々となるので、恋愛をするチャンスや時間がなくなってしまう。学生の間に将来のパートナーを見つけておくべきだと思います」(宮内庁関係者)

 “4℃のカレ”など、愛子さまもいずれは結婚されて皇室を離脱されるだろう。

 しかし、今や皇室全体の問題にまで発展した眞子さまと小室圭さんの結婚問題により愛子さまの“結婚のハードル”も上がってしまった……。

眞子さまと小室圭さんのご結婚が難航していることで、他の皇族方のご縁談にも影響が取りざたされている

「婚約延期となってからというもの、小室家のプライベートな情報が次々と明るみになりました。いずれ愛子さまに結婚報道があった場合、お相手の家族や親族、交友関係、過去にあった私的な出来事まで、一切合切の情報が報じられることでしょう。

 ひとつの粗もない完璧な人間がいるとは思えず、何かしらの問題が発覚すると“愛子さまのお相手にふさわしくない”といった世論が生まれる可能性も。眞子さまと小室さんのような混迷した状況にならないためにも、愛子さまはご自身の恋愛や結婚観について、しっかりとお考えになっていただきたいです」(皇室ジャーナリスト)

 陛下は先のお誕生日会見で愛子さまのお名前を名づけた理由についても述べられた。

「孟子の言葉を参考にした敬宮愛子という名前には、人を敬い、人を愛してほしいという、私たちの願いが込められています」

 特別な方との“愛”を大切に、愛子さまには大学生活を謳歌していただきたい─。