小島瑠璃子

「今、本当にスッキリしてるかもしれないです。前の彼とお別れしたばっかりで」

 タレントの小島瑠璃子が、漫画『キングダム』の作者・原泰久氏と破局したことを明かした。いま、そんな彼女の発言が波紋を呼んでいる。

肉体関係は「付き合う前に、致しますね」

 小島と原氏は昨年7月下旬に、福岡でデートしている姿が『週刊ポスト』にキャッチされ、交際が発覚した。しかし、交際発覚当初から、世間の風当たりは強いものだった。

「原さんは昨年3月には離婚していたことをのちに発表しましたが、交際が発覚した当初は、離婚の時期を公表していなかった。さらに原さんが、小島さんとの交際前に、別の元アイドルと交際していたことが報じられると、小島さんが奥さんからも、その女性からも原さんを略奪したのでは、という疑惑の声が多く上がったんです。“略奪愛”という話が一人歩きしていき、結果、彼女のイメージダウンも避けられませんでした」(芸能プロマネージャー)

 あれだけ高かった小島の好感度も、この一件で急降下。しかし、3月末に出演した『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では交際をイジられた際に、顔を赤らめて「幸せ」とノロける姿を見せるなど、交際は順調と思われていた。

 そんな2人の破局が発覚したのは、先月末。

「交際期間は1年。原さんが拠点とする福岡と東京での遠距離恋愛でした。加えてコロナ禍でなかなか会えないこともあり、すれ違いが続いて破局に至ったそうです。19歳という年の差も影響したのかもしれません」(前出・芸能プロマネージャー)

 多くの人に祝福された交際ではなかっただけに、このまま沈黙を続けてフェードアウト……と思われた。しかし、6日放送の『グータンヌーボ2』(関西テレビ系)で、小島は自ら破局を切り出したのだ。冒頭の発言はそのときのもの。さらに彼女の口からは驚きの発言が次々と飛び出していくーー。

「久しぶりにフリーなんで、“よし!また新しい出会い探そう”って」

「彼と結婚するのかなって思ってた」

「(結婚を)考えていたといっても“結婚いつかできたらいいね”ってふんわり話してたくらいで、具体的に婚約してたとかじゃないんで」

「おふたり(共演した長谷川京子、バービー)に言われて、私、今楽しいんだって、楽しむ時期なのかって思いました」

 さらに同番組で長谷川に「付き合う前に致すか致さないか」(身体の関係を持つか持たないか)を問われた際には、こんな赤裸々発言も。

「付き合う前に、致しますね。致さないと付き合えないですね」

「致し終わった後のテンポ感とか、合うとか合わないとかありません?」

 まるで吹っ切れたかのように、“彼”とのことをペラペラと話す小島に対し、ネットでは、「元カレとの破局を色んなところで喋るこじるりイタすぎる」「スッキリしたとかよく言えるな」「前の奥さんと子どもがかわいそう」といった声が相次いだ。

なぜ、そんなにも過去のことを話すのか

「ネットでは番組の一部の発言が切り取られて炎上していますが、本編では破局の原因については一切触れられていません。一方で『付き合う前に致して(身体の相性を)確認しておきたい』と話すなど、原さんを匂わせなくもない赤裸々な発言で、視聴者サービスも欠かしませんでした。

 ギリギリ相手にも迷惑のかからない範囲で情報を出しつつ、そこははぐらかして別の内容で攻めた発言をする。その対応力には、芸能人としての“うまさ”を感じましたね。

 “事前に致す”発言は、相手が想像できてしまうだけに、個人的にはやや気持ち悪さを覚えましたが(笑)」

 こう話すのは、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさん。確かに、原氏とは公に交際を認めていた仲だったため、この発言で“彼”の影がチラついた人も少なくないはず。

小島瑠璃子と原泰久氏のツーショット(ツイッターより)

 しかし、こんなにも過去のことを話すというのは、どんな心理が働いているのだろうか。

自ら話したいと思う心理には、まだ本質的には未消化な感情が残っている証拠だと思います。相手に関する怒りや未練、はたまた当時の寂しさみたいな感情が残っていると、人は『聞いてほしい』『どうしたらよかったのか?』といった感覚になります。一方で、本当に気持ちが整理できていると、『話してもいいし、話さなくてもいい』といった感覚に。

 小島さんの場合、これも仕事ですからどこまで本音を言いたかったかは定かではありませんが、本当は原さんへの不満や不安を、山ほど抱えていたと思います。言いたいけど言うデメリットを計算した結果、“別れてスッキリ”程度に抑えたのかもしれません。ただ “別れてスッキリ”というのは、当事者への配慮が欠けており、元妻や当人(原氏)からしても、きっと聞いていていい気持ちのいいものではないと思います」

 熱愛の一件ですっかり好感度を落とした彼女。恋愛絡みで落ちた好感度はどうしたら?

「小島さんは器用すぎる姿が透けすぎており、好感度を復帰させていくにはもう少し不器用さが必要なのではと思います。

 グータンで画面共演した田中みな実さんは独立直後、女性からの好感度を得るため、“残念女キャラ”を出していました。明るいキャラクターの小島さんですが、例えば大泣きするとか酔いつぶれるとか。思わぬ表情が画面から伝わってくると、視聴者のリアクションもまた変わってくるかもしれません

 番組では、「自分のことだけ考えてる時間はもう飽きちゃった」と、30歳までは婚活に励むことを誓った小島。自分のことだけ考えず、周りのことももっと見えていたらいいのだけれどーー。