木村文乃

「カメラが回っていないところでもみんな本当の親子のよう。和やかな雰囲気で撮影が進められていますよ」(TBS関係者)

 7月8日にスタートしたドラマ『#家族募集します』(TBS系)でシングルマザー役を熱演中の木村文乃。

「主演は演技力に定評のあるジャニーズWESTの重岡大毅さん。SNSで集まった男女4人と3人の子どもたちが成長していく姿を描く新時代のホームドラマで、木村さんは5歳の娘を育てる小学校の教師を演じています。彼女自身も女手ひとつで育てられたそうです。自分が育った境遇と近いこともあり、熱い思いを持って挑んでいますよ」(同・TBS関係者)

止まらないファンサービス

 昨年放送された主演ドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)が高視聴率をマークするなど人気女優となった彼女。最近では、とある理由で“フミニスト”と呼ばれるファンが急増しているという。

昨年1月『日本ジュエリーベストドレッサー賞』に参加した際、会場を歩く彼女に“大好きだよ!”とファンが声をかけると、カメラ目線で“知ってる”と応える姿が可愛すぎるとネットでバズり、“フミニスト”が急増。翌月に成田山の節分会に参加した際は、遠くて豆がもらえなかったファンに直接豆を渡す対応も話題になりました」(ネットニュース編集者)

 彼女の対応のよさは、昔から変わっていない。

'15年の映画の完成披露イベントでは、クリスマスが近かったこともあり、客席で子どもたちにボールをプレゼントする……という演出があったんです。ひととおり子どもたちに渡し終えた後、遠くにいた大人のファンが手を振ると、ボールを投げてあげていましたよ」(スポーツ紙記者)

最終的にはすべての申込者に……

 仕事現場に多くのファンが押し寄せることも珍しくはなかったそう。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、“ファンサの神”にも悩みが……。

「感染対策で舞台挨拶も無観客のものが増えています。また、観客がいても出待ち対応などはしないように主催者から注意されているので、直接ファンと触れ合えないことが心苦しいようですね」(映画配給会社関係者)

 そんな事情もあり、最近は違う形でファンへの気持ちに応えている。

昨年末にカレンダーを発売した際、購入者の中から抽選で直筆サインを入れてもらえる特典があったんです。はずれてしまう人が出ることが心苦しかったのか、最終的には彼女の意向で、期日までに申し込みがあったぶんすべてにサインを書いてくれることになりました」(出版関係者)

装丁から内容まで本人のアイデアが詰まった木村文乃の2021年版カレンダー

 フミニストの1人も、SNS上でも神対応なのだと語る。

ファンがプレゼントした箸置きや器を使ってくれて、インスタに写真を載せてくれるんです。また、木村さんの誕生日には毎年ファンがハッシュタグをつけてお祝いコメントを投稿するのですが、忙しいはずなのに全部のコメントに“いいね”や返信をくれるんですよ!

 1960年代には吉永小百合の熱狂的ファンを指す“サユリスト”が流行語になった。この勢いなら、“フミニスト”も流行語を狙える!?