有村架純

《本日発売の週刊誌の記事に関しまして、全くの事実無根であり、法的措置を取る予定でございます》

 7月27日、女優・有村架純のマネージャーが運営しているというツイッターアカウント『有村架純's staff』が抗議文を掲載した。

 そして、続けて《相撲界の方とは全く面識はなく、連絡を取ったことも、コメントをしたこともございません》としたうえで、

《このような事実無根の記事で、有村架純の行動や気持ちが虚偽に伝えられてしまうことに対し、所属事務所としましては強く抗議いたします》

「マネージャーが運営しているとはいえ、もちろんこのような抗議文を出す際は上層部もチェックし、“事務所の総意”としてコメントをします。これまでもタレントの熱愛報道に芸能事務所が公に抗議コメントを出すということはありましたが、今回の文書のような感情的な部分を発露したものはなかなかめずらしい。異例のことかと」(スポーツ紙記者)

有村は「雲の上の存在」

 記者がこのように語るのも、報じた『女性自身』(8月10日号)の該当記事が「そこまで猛抗議するような内容なのか」ということも関係しているようで……。

ずっと大好きでした 国民的女優の意外交流を直撃! 後援会は結婚させたい─ 新小結・明生と「かわいがり愛」

 と題されたその記事。将来の横綱とまで言われている新小結の明生(めいせい)との親しき仲を報じた記事の中身はというと、

「はっきりとした熱愛報道といったものではなく、もともとファンだった明生さんが有村さんと連絡先を交換して、連絡を取り合う仲だという話でした。

 記事に登場する後援会の幹部も“有村さんのような方ならきっと合うでしょうね”と言っているだけですし、何より直撃取材を受けた明生さんが、有村さんの大ファンだとラブコールを送りつつも“まだ、お会いしたことはない”、“雲の上のような存在”と答えています。なので、そこまで“法的措置をとる”というほどの話題でもないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 しかしながら、今回のような異例の対応をとった。そのウラには、事務所のスタッフたちと有村が乗り越えてきた過去がある。『紅白歌合戦』の紅組司会に2016年から2年連続で抜擢されるなど、今や国民的女優となった彼女。かつて熱愛スキャンダルを報じられたのはたった1度だけだった。

スキャンダルで生まれたスタッフとの結束

「Hey! Say! JUMPの岡本圭人さんとの“キス写真”が写真週刊誌に流出し、報じられてしまったんです。当時、彼女はブログでこの件について謝罪することに。

“今回の件で自分自身と向き合ったときに自分が何をしたいのか、何を見てもらいたいのかと改めて考え、それはお芝居しかないと思いました” と綴っていましたが、これは彼女の本心ですし、事務所のスタッフにも同じようなことを言ったそうです。当然、このときはかなり悔しがっていたみたいですよ」(芸能プロ関係者)

 その後は恋愛スキャンダルも出ていないというのが有村のすごいところだが、

その後、『紅白』で岡本さんと共演することがあり、生放送中にもSNS上でジャニーズファンからの“口撃”にあった。マネージャーを中心とした事務所スタッフもかなり彼女のメンタルケアには気を遣ったみたいです。

 その後も仕事に熱中し、真面目に過ごしてきた彼女を周囲の人間は知っているだけに、思い入れも強い。今回の報道は有村さんを最大限に尊重した事務所サイドが神経を尖らせたかたちではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)

 職場で“かわいがり”を受けている有村、本当の熱愛スクープはいつになることやら──。