直撃を受ける宮迫博之(2021年7月)

 8月17日に『スポニチアネックス』(『スポーツニッポン』のweb 版)が報じたのは雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹がコンビを解散するというビッグニュースだった。'19年に吉本芸人の『闇営業問題』が取りざたされ、宮迫が吉本を退社して以降、活動を休止していたふたりが正式に解散。

 32年のコンビ生活に幕を引き、袂を分かつ運びになるという。

「コンビ活動再開に向けて何度か話し合ってきたふたりですが、とうとう気持ちの面での溝を埋めることはできなかったようです。

 今となってはYouTuberとして地位を獲得している宮迫さんですが、ここ1年ではさらにそちらの活動のほうに舵をきった感はありましたね。チャンネル登録者数440万人を超える“カリスマYouTuber”ヒカルさんとのコラボがかなり増えて、もはやそちらのほうがコンビじゃないか、との声も上がっていました」(週刊誌記者)

ヒカルとのコラボを加速させた1年

 宮迫は吉本との契約が終了して間もなくチャンネル『宮迫ですッ!』を始動、今や登録者数も140万人を突破している。当初、YouTuber業界への参入にあたって“コンサルタント”として動画に登場させていたのがヒカルだった。トーク番組さながらのテンションでヒカルは闇営業をイジって笑いに昇華することに成功した。

はじめはお互いのYouTubeチャンネルで何度かコラボするくらいの関係に見えていたのですが、ここ1年でふたりは急接近。共演する機会が増えましたね。たとえば、ヒカルさんの『ヒカルの買取鑑定団』という企画にはレギュラーで参加しています。“人の家のお宝を探す”という趣旨でスタートした同企画ですが、ふたりで面白い掛け合いをみせながらロケに臨んでいますよ。

 また、ヒカルさんのアパレルブランド『ReZARD(リザード)』のイメージキャラクターに起用されたり、最新の動画でも一緒に“日本一の焼肉店”を目指して店をプロデュースするというプロジェクトも進行中。こちらの企画に関しては宮迫さん主導で進められていて、すでに場所も抑えているんだとか」(Webメディア関係者)

 ふたりの動画のなかで宮迫は、ヒカルを“本当の息子みたい”とたとえ、ヒカルも“理想の親父みたいな存在”だとしている。一生モノの関係だと認め合うふたりだが、今回の解散劇で少し風向きが変わるのではないか? と見ているのは大手YouTuber事務所の関係者。

グループラインにみる“宮迫の焦り”

「宮迫さんはかねてから動画でも『目標は相方(蛍原)の隣に戻ること』『復帰はアメトーーク!で』といった発言をしていましたし、ヒカルさんもいつか彼が“芸能界のトップに立つから自分はその神輿を担ぎたい”といったことを3か月前の動画で言っています。しかし今回、コンビ解散を発表したことで、テレビへの本格復帰は絶望的になったといえるでしょう。

 ヒカルさんも“大物タレント”という肩書きが失われつつある宮迫さんに、どこまで価値を見出すことができるか……。義理堅い人柄だというヒカルさんですが、今後、関係性がどうなっていくのか見ものですね。もちろんコンビ解散となる前にヒカルさんにはそのことを報告していたみたいですよ」

 一方の宮迫サイドの思惑はというと、

チャンネル登録者数が頭打ちの状態で、再生数も月ごとに目減りしているのにかなり不安を抱いているようです。定期的にアップするヒカルさんとの動画のほうが通常の企画よりも数字の伸びがいいので、ヒカルさんとのコラボに依存してしまっている。蛍原さんとの溝は、そういうところからも生まれてしまったのではないでしょうか。

7月には焼肉店を共同経営するという動画をアップ

 宮迫さんとヒカルさんが参加している動画の企画について話し合うグループラインがあるのですが、そこでの動きが加速するようになりましたね。焦りがみえます」(別のYouTuber事務所関係者)

 7月14日にアップされた焼肉店プロデュースの動画では、店名を決めるという企画が持ち上がり、いくつかの候補があげられた。「コメント欄で反応を聞かせてほしい」というなか、ダントツで評価が高かったのが、ヒカルの実兄が出した『雨前(あままえ)』なるネーミングだった。

 雨上がり決死隊の「雨」とヒカルの本名である前田の「前」からとったという。

 コンビ解散はどのように響いてくるのか。宮迫に降り注ぐ雨はまだ止む気配がない。