ゆきぽよ

 8月19日発売の『女性セブン』が、ギャルタレント“ゆきぽよ”こと木村有希の新恋人について報じた。7月下旬、都内の飲食店でデートを楽しむと、そのまま新恋人の“ラッパー”男性の自宅マンションで朝まで過ごしたのだという。

 ゆきぽよといえば1月、2019年に自宅で“知人男性”がコカインを使用して麻薬取締法違反で逮捕され、彼女もまた尿検査を受けていたことを『週刊文春』に報じられた。ゆきぽよ自身は“シロ”だったのだが、これで大きくイメージを損ねてしまった。

「それまではテレビ番組などで話していた、“交際男性5人中4人が逮捕された”などといった仰天エピソードがウケてはいたが、薬物報道によって冗談では済まされなくなってしまった。問題発覚を受けて各メディアに清楚風な装いで登場し、自身の潔白を主張して涙ながらに謝罪をしたものの、言動に不安とリスクがある彼女を積極的に起用するテレビ局は少ない」

 とは、ワイドショー芸能デスク。

 実際、騒動が落ち着くと写真集を発売や、格闘技大会のラウンドガールやプレゼンターを務めるなど活動再開したゆきぽよだったが、テレビ番組で見ることはめっきり減ってしまった。

 それでも8月1日に開催されたイメージDVD発売イベントには多くの報道陣が駆けつけ、まだまだ注目を集める存在ではあるようだ。同イベントで久々にカメラの前に登場した彼女だったが、謝罪時と比べると少々“変化”があったようでーー。

 取材にあたったライターによると、

「スリットが入った赤いオフショルダーのドレスに、金色に染めた巻き髪、そして派手なメイクにネイルとすっかりギャルに逆戻り(笑)。受け答えもノリ良く吹っ切れた様子でしたね。ただ、その後のカレ氏事情を問われると、“コロナ禍なので家飲みです”と出会いのなさを嘆いていました。

 それでも、リモートという手段もあると向けられると“そこまでして探すほど飢えていない”とも。てっきり“今は仕事でそれどころではない”という意味かと思ったんですが……」

 この時、すでに件の新恋人がいたということだろうか。

Xmasとお正月を一緒に過ごした

 さて、ゆきぽよが見染めたお相手というのが、14歳年上のミュージシャン・CIMBA。短く刈り込んだヘアスタイルに両耳にはピアス、金のアクセサリーを身につけて両腕にはタトゥーがビッシリと入ったコワモテ歌手だ。そんな“ラッパー”風の見た目からは想像できない、甘い歌声とのギャップに酔いしれる女性も多いのだとか。

 昨年12月には、CIMBAが仲間内でクリスマスパーティーを開いた様子をインスタにアップしているのだが、互いにサンタのコスプレをしてワインらしき飲み物を手にした、ゆきぽよとの密着ショットも。すると、今度は2021年を迎えて更新した彼女のインスタにはCIMBAが写り込むなど、急接近した様子が伺える。

「彼のインスタを見ると、他にもいかついメンツとのパーティー写真や、交友が記録されていて夜の生活も派手そう。『女性セブン』がキャッチしたツーショットは、どこから見てもお似合いすぎる“パリピ”カップル。CIMBAが“定時に帰ってくるスーツを着ている人”にはとても見えません(苦笑)」(芸能リポーター)

 薬物騒動時の『文春』取材に《ヤンキーたちとの縁を切ろうと思います》と“脱ヤンキー宣言”をして、《ちゃんと働いていて、ちゃんと定時に帰ってくる人とおつきあいしたいです。浮気もせず、スーツを着ている人がいいですね》と、今後は一般的なサラリーマンのような恋人像を描いていたゆきぽよ。

薬で逝ってしまいそう

CIMBAの両腕にはタトゥーが(インスタグラムより)

 ミュージシャンを生業として“ちゃんと働いて”いるCIMBAではあるが、およそイメージしたサラリーマンとは対極にいるようにも思える。やはり男性の好みは早々には変わらないということか。

 また、彼の過去のツイッターには気になる発言も。

《花粉症の薬オーバードーズして逝ってしまいそうです。》

 “オーバードーズ”とは処方薬や市販薬を過剰摂取することで多幸感を得たり、精神的な苦痛から逃れようとする行為とされる。場合によっては障害が残ったり、死にも至るケースもある危険な行為だ。

「もちろん冗談でつぶやいたのでしょうが、麻薬の代用とされることもあるという“オーバードーズ”だけにあらぬ疑いを持たれる可能性もありますし、何より薬物騒動を起こしているゆきぽよにしてみれば、今となってはシャレにならない言葉(苦笑)。

 ところが、何でもCIMBAは幼稚舎から大学まで慶應というお坊ちゃまで、音楽の道に進んだのもエレクトーン奏者のお母さんの影響だと言います。それに彼のツイッターに寄せられたリプライへの返信からは真面目さと育ちの良さが伺えます。

 ラッパー風の派手な見た目でも、ゆきぽよの自宅に出入りしていた“ヤンキー”とは全く異なるタイプだとは思いますが、良くも悪くも注目される彼女のためにも今後は言動に気をつけた方がいいのかもしれませんね」(前出・芸能リポーター)

 熱愛報道が出された直後、ツイッターを更新したCIMBAの主張はこうだ。

《とりあえず1つ言うとしたら俺ラッパーではないんだよなあ》
 
 8月20日、ゆきぽよが新型コロナウイルスに感染したことと、濃厚接触者にあたる人物がいないことが所属事務所から発表された。真面目なミュージシャンとギャルのデートはひとまずはお預けになりそうだ。