周囲を警戒しながら、引っ越したばかりのマンションから出てきた熊田曜子

 8月下旬の朝、都内の一等地にあるマンションから子どもを連れて姿を現したのは熊田曜子。周囲を警戒するようにキョロキョロしながら、駅のほうへ歩を進めていく。

 本誌は6月にもマンションから出てきた彼女を目撃しているが、今回出てきたマンションは2か月前とは異なるマンションだった─。

わずか2か月で自宅を解約

 ことの発端は今年5月、熊田が夫である会社経営者のAさんから暴行を受けたとして110番通報し、Aさんが逮捕されたことから始まる。

「通報後、熊田さんは所属事務所を通じて、過去にもDVを受けていたことと、離婚の意思を表明。一方のAさんは釈放後、メディアを通して暴行していないと主張。

 そして、熊田さんの不倫をにおわせる音声データや、Aさん以外の精液がついたとされる“大人のおもちゃ”の存在などを明かした。Aさんは以前から熊田さんの浮気を疑っていて、水面下で情報を集めていたようです」(スポーツ紙記者) 

景品表示法違反に触れて消費者庁から措置命令が出された熊田曜子が広告塔となっていたハーブ茶。“飲むだけで10キロダイエット”と謳われていた

7月には、熊田が景品表示法に違反しているハーブ茶の広告塔を務めていたことが発覚。

「当初はDVの被害者だと、熊田さんに同情する見方が強かったのですが、一連の報道で彼女にも疑いの目が向けられるように。離婚に向けた話し合いの中でも、熊田さんもAさんも互いに親権を譲らなかったため、両者の主張は平行線をたどり、現在も代理人を通して話を進めている最中です。解決にはまだまだ時間がかかりそうですね」(同・スポーツ紙記者)

 まさに“ドロ沼”の騒動になってしまったが、最近になって彼女の私生活に“大きな動き”があったようだ。

「熊田さんは暴行事件後、3人のお子さんを連れて夫と別居していたのですが、6月から住んでいたマンションをたった2か月で解約し、引っ越してしまったんです」(熊田の知人)

 新居は以前の熊田の生活レベルからすると、だいぶグレードが下がるようだ。

「別居後すぐに住んでいたマンションは、駅近で家賃が約35万円の2LDK。地元でも有名な“高級マンション”だったんです。

 しかし、最近引っ越したところは、同じく駅近ではあるものの築30年以上で家賃も部屋の広さも以前の約半分ほどのマンション。そこに近所に住んでいた熊田さんのお母さんも呼んで5人で住んでいるみたいですから、かなり手狭なんじゃないでしょうか」(同・知人)

 2つのマンションは、ほとんど離れていないのだが、なぜ彼女はこのタイミングで引っ越しをしなければならなかったのか。

「家賃が理由のようです。熊田さんが現在住んでいるエリアは、都内でも有数の一等地ですから。娘さんの学校や習い事の都合もあるのでしょうが、彼女のプライドのためにもここから離れたくなかったのでしょう。

 本人の予定では、すんなりと親権を取ってAさんから養育費をもらいながら“ママタレ”として芸能活動を続けるつもりだったと思いますからね」(同・知人)

夫に子どもの近況を知らせない熊田

 しかし、現状は不倫疑惑や景表法違反したハーブ茶の広告塔を務めたことでイメージは悪化。芸能活動もままならない状況に。

2か月ぶりに更新された熊田曜子のSNS。騒動後は3000人ほどフォロワーが減ったという

「今、決まっている仕事といえば、2か月ぶりにSNSで告知したファッションショーへの出演くらい。これからはAさんとの裁判など、長期にわたって出費が増えることも予想されます。そのことも見越して、これまで住んでいたところよりも少しでも家賃の安いマンションに引っ越したのだと思います」(同・知人)

 崩れだした熊田のセレブ生活。そんな彼女の現状を、Aさんは知っているのだろうか。本人に話を聞いた。

「彼女とは弁護士を通してしかやりとりをしていないので、近況は把握していません」

 Aさんに熊田が8月に2度目の引っ越しをしていたことを伝えると、子どもたちのことを気にかけていた。

周囲を警戒しながら、引っ越したばかりのマンションから出てきた熊田曜子

「子どもたちの勉強部屋や、遊ぶ部屋が確保されているのかが心配です。何度も生活環境が変わるのは、子どもたちに悪い影響が出るかもしれません。子どもたちがちゃんとした生活を送れているか不安です」(Aさん、以下同)

 娘たちを気にかける一方で、引っ越しを繰り返す熊田に対しては苦言を呈する。

「子どもたちの学費や習い事の月謝など大きな費用は私の口座からずっと引き落とされていますから、彼女にそれほど負担はないはずです。現状、私は子どもたちの状況について何も教えてもらえないんです。最近ですと、子どもたちがサマーキャンプに行ったことをあとで知りました。少なくとも今後の養育については、2人で協力する必要があると思うのですが……」

 6月24日に東京地裁に対し“配偶者暴力等に関する保護命令”の申し立てを行い、夫に対して接近禁止を求めた熊田。後に撤回するものの、Aさんに対して攻めの姿勢は今でも崩していない。

 いったいどんな結末を迎えるのか。