アメリカから横浜市内の実家に帰宅した小室圭さん('21年9月)

「小室圭さんの母親・佳代さんは、この日をどれだけ待ち焦がれたことでしょう……。多くの報道陣が集まる中で3年2か月ぶりに帰宅した息子さんを涙で抱きしめた、そんな光景が目に浮かびます」(皇室ジャーナリスト)

 9月27日の午後7時過ぎ、3年間のアメリカ留学を終えた小室圭さんがついに帰国し、神奈川県横浜市内にある実家に帰宅。

自宅前は「異様な光景」に

 ニューヨークから成田空港に降り立った小室さんを、現場で目撃したテレビ局ディレクターは次のように話す。

ハリウッドスターか、世界的に有名なアスリートが来日したのかと思うくらいの報道陣の数でした。髪型は先日、NYでフジテレビが独占キャッチしたロン毛スタイルで、後ろ髪を結んだポニーテール姿。てっきり散髪してから帰国すると思っていたので驚きました。会見前には、さすがに切ると思いますが……」

小室圭さんの帰国当日、成田空港に集まった多くの報道陣('21年9月)

 各テレビ局は当日、こぞって生中継で小室さんの動向を追った。

「ニューヨークの『ジョン・F・ケネディ国際空港』からビジネスクラスで約13時間のフライトを終えた小室さん。到着ゲートに姿をみせると、待ち構えていた大勢の報道陣が一斉にシャッターを切る音が鳴り響いた。

 彼は1度立ち止まって報道陣にお辞儀をしたあと、真っ直ぐ前を向いてPCR検査などの検疫を受ける部屋に向かい、それまでの道では少し苦笑いのような表情を浮かべながら、報道陣に対して軽く何度か会釈を繰り返していましたね。

 その後、事前に用意していた車に乗り込んで神奈川県横浜市にある実家に直行。帰宅の際は警備車両が3台ついており、自宅前には20人ほどの警察官が警備するなど“超厳戒”の体制でした」(皇室担当記者)

 実家前にも100人以上のマスコミが集まるなど、3年前の渡米時よりも明らかに注目度は高まっていた。

 近隣住民も集まって自宅前は人でごったがえし、道路がふさがれて車も片側通行しかできなくなる事態に。道が詰まってしまい、なかなか通ることのできない車を運転する男性がしびれを切らして「どうにかしろよ!!」と警察に怒鳴り散らす場面もあった。

 そんな中、具体的な帰国便や自主隔離先が実家であることを把握していた報道陣だが、実は水面下では“再び”小室さんの動向に振り回されていたという。

母子でお揃いのイヤホン

「'18年2月に婚約が延期になってからというもの、彼はとにかくマスコミに写真や映像を撮られることを嫌うようになったんです。

 3年前も成田空港からアメリカに発った小室さんですが、実は当日の警備担当者に自分が乗る飛行機ではなく、別の便名を伝えるという嘘をついていたそうです。警察経由でマスコミに情報が漏れることを危惧したのでしょうが、これに警備担当は大変困惑していたんだとか……。

 今回も報道陣は“小室さんはどこで自主隔離をするのか?”という情報が帰国のギリギリまで錯綜。事前の警察の動きから横浜市内の実家が本命でしたが、小室さんは都内のホテルを事前にいくつか予約していたようで、一部ではホテル説も有力視されていたのです。

 小室さんの場合、警察には“実家に帰る”と伝えても、当日になってから“やっぱり都内のホテルに行く”とも言いかねないですから……」(同・前)

 結果的に実家前には100人以上の報道陣が待ち構え、3年ぶりの帰宅シーンをカメラに収めた。今後も隔離期間が終わるまでは、自宅周りで報道陣の取材攻勢が続くだろうが、小室家では久しぶりの家族水入らずの時間を楽しんでいることだろう。

'20年11月、記者から直撃取材を受けるも無言の小室佳代さん。耳にはNYで圭さんがつけていた同じイヤホンが。

今は外に記者がいるため、佳代さんは食料や日用品や洋服などを通販で購入しています。少なくとも、1日に1回は小室さんの自宅に何かしらの商品が届いているみたい。

 佳代さんは昔から料理が得意で“一時期は料理教室の先生として働いていた”と聞いたことがあります。今は社長と揉めてしまっているようですが、10年以上も都内の洋菓子店でケーキを製造する仕事に就いていましたし、腕に自信はあるのでしょう。

 それと先日、NYでテレビの直撃取材を受けていた際に圭くんが付けていたイヤホンは、佳代さんとおそろいで驚きました。遠く離れていても、やっぱり絆が深い親子なんだな……って。きっと今ごろは圭くんのために、佳代さんが手料理を振る舞ってあげているのだと思いますよ」(佳代さんの知人)

眞子さまとの会見も控える小室さん。今はひとまず母の料理で英気を養っている、ということなのだろう。