元・TOKIOの山口達也

 10月15日に放送された『ミュージックステーション35周年記念4時間スペシャル』(テレビ朝日系)に、11月1日をもって解散するV6が出演し、同番組でのラストパフォーマンスを行なった。

Mステで山口の映像

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 この日の放送では、これまでV6が同番組に出演してきた160回分の映像をプレイバックする企画も行なわれたが、そこで意外な人物が顔を見せた。

2015年9月23日の放送回でJ-FRIENDSとして活動していたV6とKinKiKids、TOKIOの3組が一同に介したときの映像が放送されました。そこには今年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所した長瀬智也(42)の姿も映っていたのですが、トーク中、松岡昌宏(44)の背後を横切る山口達也(49)の顔がほんの一瞬だけ映り込んだんです。

 2016年9月19日放送回でV6とKinKiKids、TOKIOの3組が集まったシーンも流れたのですが、ここでも長瀬の後ろで帽子を被ってメガネをかけて立っている山口の姿が少しだけ映りました。

 さらに、2017年9月18日の放送回でも、TOKIOとV6が向かい合ったステージでパフォーマンスを行なったときの映像も流れ、ここでもTOKIOの演奏直後、ベースを手にしている山口の姿が遠目ではあるものの映ったんです」(テレビ誌ライター)

 10月15日の『Mステ』では、視聴者が選んだ名曲を年代別にランキング形式で紹介する『神曲ランキング』と題した企画も行なわれ、2006年から2010年までのランキングの第6位にTOKIO『宙船』がランクインした。

「TOKIOが『Mステ』で『宙船』を演奏した映像が放送され、山口がベースを演奏するシーンも短いながらもしっかり映っていました。さらに、『宙船』の演奏シーンにとどまらず、1994年9月23日にTOKIOが初めて『Mステ』に出演して『LOVE YOU ONLY』を演奏する映像も流れ、ここでも遠目ではありますが、若き日の山口がベースを弾いている姿が映っていましたね」(前出のテレビ誌ライター)

 山口は2018年4月、当時女子高生だったタレントに危害を与えた事件で書類送検され、同年5月にジャニーズ事務所を退所、TOKIOも脱退。そして、2020年9月にも飲酒運転の上、追突事件を起こしてしまっている。

「山口が登場する過去の映像は、TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)ですら流れていないのですが、今回の『Mステ』では短い登場時間ながら計5回も山口が出ていました。

 山口の姿が地上波テレビ番組に出てくるのは、長瀬の退所前最後の出演となった3月28日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!(鉄腕ダッシュ)』(日本テレビ系)以来、201日振りではないでしょうか」(前同)

『Mステ』に山口の姿が映ったことに視聴者からは、

「MステのTOKIO映像、しっかり山口くんいたー!! 日テレの異常なまでの編集とは違うね」
「V6のMステ出演VTRを見てたら5人組だったTOKIOが出てきてグッと来てしまった」
「MステにTOKIOが写って、山口くんもちゃんといたよ〜笑顔とハート3つ笑顔とハート3つありがとう!Mステ」
「TOKIOの過去映像に山口くんがちゃんといるの最高だな」

 といった反応が多数、ネットにも寄せられた。

視聴者から好意的な声も上がっていた山口の『Mステ』登場ですが、今回の放送では同じTOKIOの“OB”長瀬との扱いの差も見えましたね。

 今回、『Mステ』で山口の姿が映ったとは言っても、どのシーンも遠目だったり、メンバーの後ろにいたり、あまり目立たない形でしか登場しませんでした。

 それに比べて長瀬は、歌唱中の顔がアップになるだけでなく、1994年9月の番組初登場シーンでは当時15歳だった長瀬が、観客に向かって自己紹介するシーンまで流れていました。

 山口は不祥事で辞めて、その後、再び飲酒運転による事件を起こしてしまっています。2度も飲酒による警察沙汰を起こしていては、やはり過去映像であっても、地上波番組に出るのはマズいということでしょう。

 だから、山口の映った映像を使うにもできるだけ目立たないようにせざるをえなかったでしょうし、それが“円満引退”した長瀬との扱いの差となったのでしょうね」(女性誌記者)

 約200日ぶりに地上波テレビ放送に“登場”できたとはいえ、まだまだ彼を取り巻く状況は厳しいようだ。