関ジャニ∞の大倉忠義

 関ジャニ∞が4年半ぶりのオリジナルアルバムを発売。11月20日からは1年9か月ぶりの全国ツアーが始まり、10回目の紅白歌合戦出場も決まった。

「渋谷すばるさんと錦戸亮さんがグループを脱退してから、個人での活動が目立つようになりました。なかでも大倉忠義さんは'20年の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』や'21年のフジ系ドラマ『知ってるワイフ』で主演を務め、俳優としても注目されています。最近では後輩グループの『なにわ男子』のプロデュースを手掛けており、多才ぶりを発揮していますね」(テレビ誌ライター)

1年前から向井理の担当に

 大倉の父が居酒屋チェーン『鳥貴族』の社長だということはよく知られている。

「『鳥貴族ホールディングス』が上場したときに、株主として大倉さんが名を連ねていることがわかりました。ただし、父親は“会社は子どもたちに継がせない”と明言していて、大倉さんが経営の道に進むことはなさそうです。

 父子の仲が悪いわけではなく、社長の大倉忠司さんが世襲を望んでいないということ。たびたび父子で酒を飲んだりしているみたいですよ」(スポーツ紙記者)

 大倉は長男で、弟が2人いる。彼らも『鳥貴族ホールディングス』には入社しておらず、次男は大倉と近い業界で働いていた。

「ホリ・エージェンシーという芸能プロダクションで、マネージャーをやっているんですよ。以前は別の事務所にいたのですが、1年ほど前に移籍しました。今は向井理さんを担当しています」(芸能プロ関係者)

 向井は、渋谷でバーテンダーとして働いていたところをスカウトされて芸能界デビュー。彼を見出した女性マネージャーはすでに事務所を辞めており、現在は大倉の弟がマネージメントをしているというのだ。

「見た目と声が似ている」

「向井さんは今年、TBS系のドラマ『着飾る恋には理由があって』や、WOWOWのドラマ『華麗なる一族』などの話題作に出演。デビュー当初は“イケメン俳優”のイメージが強かったですが、最近は映画『ザ・ファブル』で凶暴なヤクザを演じるなど、どんどん役柄の幅を広げていますね」(前出・テレビ誌ライター)

 大倉の弟の仕事ぶりは、業界内でも評判がいい。

向井理

「電話でやりとりすることが多かったのですが、物腰の柔らかいとても穏やかな人ですよ。マネージャーとしても誠実で仕事も早いと思います。担当しているタレントや周囲のスタッフが困っていたら、相談に乗ってくれることもあるといいます」(テレビ局関係者)

 裏方としてのプロ意識が高いようだ。その上、兄と同様の恵まれたルックスを持つ。

「見た目や声にお兄さんの面影がありますね。本人は意識していないと思いますが、業界では“大倉さんの弟”というのは有名な話です」(前出・芸能プロ関係者)

 大倉の弟が向井のマネージャーを務めている件について、ホリ・エージェンシーに問い合わせると、

「社員に関する詳細は申し上げられません」

 とのこと。いずれ“大倉のマネージャーを弟が担当する”なんて夢のような話が現実になったりして――。