イラスト/高松啓二

 世界的に大人気な有名セレブは言うこともやることもケタ違い!? 思わず誰かに言いたくなる、ニュースやウワサまで、現地からフレッシュでホットなネタをお届けします!

クリステン・スチュワート、同性パートナーと婚約

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 クリステン・スチュワート(31)が婚約した。お相手は、女性脚本家ディラン・マイヤー。インタビュー番組で、クリステンは「彼女からプロポーズしてもらいたかったから、きちんと計画したの。そして彼女は見事にそれをやってくれた」と喜びを語っている。結婚式は、みんなが来られるようにLAの自宅でやるつもりとのこと。気取らない、リラックスしたパーティーにしたいようだ。

 知り合ったのは8年前だが、2年前に再会し、真剣な恋愛に発展。クリステンの過去の恋人には、『トワイライト~初恋~』の共演者ロバート・パティンソンがいる。

 クリステンは現在、北米公開中の映画『スペンサー』で大絶賛を受けているところ。次回のオスカー候補入りがほぼ確実視されているし、来年は今からいい年になる予感でいっぱい?

●クリステン・スチュワート 
 LA生まれ。『パニック・ルーム』でジョディ・フォスターの娘役を演じ、『トワイライト~初恋~』で世界的スターに。ロバート・パティンソンとの破局後、バイセクシュアルであることをカミングアウトした。

ショーン・ペンの妻が離婚申請

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 ショーン・ペン(61)に、3度目の正直は訪れなかった。

 新しい妻レイラ・ジョージ(29)から、たった1年で離婚を申請されてしまったのだ。オーストラリア人女優のレイラとショーンが交際を始めたのは、2016年。その間、くっついたり離れたりし、昨年7月ついに結婚した。

 パンデミックが起こって以来、自身が創設した非営利団体COREを通じてPCR検査の拡大やワクチン普及のために尽力してきたショーンだが、彼女との結婚式は決行(ただし、式はズームで行ったとのこと)。にもかかわらず、愛ははかなく終わってしまったのである。

 ショーンが直面するトラブルはほかにも。パンデミック中、コロナ終息のため立ち上がったヒーローとして崇められた彼だが、COREのスタッフの労働環境がひどかった疑いが出て、今後調査が入りそうなのだ。たくましい彼のこと、きっと乗り越えられるはず!?

●ショーン・ペン 
 LA生まれ。『ミスティック・リバー』『ミルク』でオスカー主演男優賞を受賞。今年、北米公開された最新監督作『Flag Day』では娘ディランと共演した。最初の妻はマドンナ、2番目の妻はロビン・ライト。

トラヴィス・スコット、死傷者を出したライブで…

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 音楽フェスの会場がパニック状況になり、10人が死亡、多数が負傷した事件で、ラパーのトラヴィス・スコット(30)の傍若無人なふるまいに改めて焦点が当たっている。

 これまでにも、彼はしばしばファンを「ragers」(怒っている人たち)と呼んでは、観客たちに「もっと怒れ!もっと怒れ!」と叫ばせたりしていたらしいのだ。そのせいで手をつけられない騒ぎになり、意識不明になる人やケガ人が出ることがあっても、彼はむしろそれがうれしい様子。SNSに「意識不明者が出なきゃショーじゃないよ」などと投稿していた。

 今回のライブでも、救急車が来ているのが見えていたはずなのにライブを続行したうえ、平然とアフターパーティーに出席していたことがわかっている。彼は亡くなった方々の葬式代を出すと言っているものの、それですむことではない。すでに何人かが訴訟を起こしているが、あとに続く人たちはまだ出てきそうだ。

●トラヴィス・スコット
 
テキサス州ヒューストン生まれ。2015年にデビュー、昨年秋には1年で3曲を「Hot 100」入りさせた最初のアーティストとなる。恋人カイリー・ジェンナー(キム・カーダシアンの妹)との間に1児を持つ。

キム・カーダシアンに新恋人?

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 カニエ・ウエストとの離婚もまだ決着する気配のないキム・カーダシアン(41)に、新たなお相手が現れた。28歳のコメディアン、ピート・デビッドソンだ。

 キムとピートが一緒にいるところを最初に目撃されたのは、カリフォルニアのテーマパーク。その後、ニューヨークで、2日連続でディナーを楽しんだことがわかり、たちまちウワサに。10月、キムは、ピートがレギュラー出演する『サタデー・ナイト・ライブ』にゲスト出演。さらに『アラジン』のパロディーの中でキスもしてみせたのだが、これがきっかけか、ふたりは急接近したようである。

 ピートは3年前、アリアナ・グランデとスピード婚約をするも、数か月後に破局し、メディアを騒がせた人。このファニーなモテ男の恋は、今回も花火のように打ち上がって消えるのか?

●ピート・デビッドソン 
 ニューヨーク生まれ。消防士の父は9/11で亡くなった。20歳で『サタデー・ナイト・ライブ』のレギュラーに仲間入り。現在、スカーレット・ヨハンソンの夫、コリン・ジョストと共演する映画の脚本を共同執筆中。

〈取材・文/猿渡由紀〉
 LA在住映画ジャーナリスト。女性誌編集者(映画担当)を経て渡米。LAをベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事、ハリウッド事情のコラムを、多くの雑誌や新聞、ウェブサイトに寄稿。米女性映画批評家サークル(WFCC)会員。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

〈イラスト/高松啓二〉
 映画をこよなく愛する、30年以上のキャリアを持つイラストレーター。独特で繊細なタッチで描かれた雰囲気のある映画スターのイラストやペーパークラフトで、映画雑誌や書籍の表紙を多く飾る。雑誌、ウェブサイトなどでイラストコラムを執筆中。似顔絵教室の講師なども行っている。