船越英一郎、松居一代

 1月4日、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が《泥沼離婚劇から5年、船越英一郎が22才年下女優・松下萌子と交際 クリスマス、正月をともに過ごす》として、“サスペンスの帝王”船越英一郎の熱愛を報じた。気になるお相手は39歳の女優で、アーティストとしても活躍する松下萌子。

 記事によると、昨年の夏前より交際を始めてクリスマスや大晦日、そしてお正月も船越が住む高級マンションで過ごしたという2人。“松下の知人”によると、《再婚も決意した上での交際》のようだ。

「船越さんと松下さんが仲を深めたのは、2017年11月に放送されたテレビ番組の企画で、彼女が描いたチョークアートをプレゼントされたのがきっかけとされています。当時は、船越さんもかなり参っていた時期でしょうから、すぐに交際、とはいかなかったのだと思います」(スポーツ紙芸能デスク)

 そう、冒頭のタイトルにもあるように、この頃の船越は“泥沼”にハマっていた。かつておしどり夫婦と呼ばれた、3歳年上の妻・松居一代との仲に亀裂が入り、2015年11月に彼から離婚を切り出したことが報じられた。

貴方を死ぬほど愛していた

 当時を取材した芸能リポーターが夫婦の事情を振り返る。

「もともと一代さんは、バラエティー番組でも“浮気を疑って船越さんの携帯電話を3台も折って壊した”などの武勇伝を披露して笑いを誘うこともありましたが、それがあながち冗談ではなかった。2時間ドラマのロケで度々“地方出張”をする時も、船越さんはスケジュールや居場所を事細かに伝えなければいけなかったと言います。

 そして、ついに我慢の限界に達した船越さんが“別れよう”と告げると、妻は取り乱して“別れたくない”と食い下がった。しかし、夫の決意は固く自宅から逃げるように“別居”を始めたのです」

 その後、話し合いを重ねて離婚の合意に至ったと思われた2017年、松居は突如として“松居一代劇場”の幕を開けたのだった。当時の『週刊文春』の取材に、同年4月に《船越には、『貴方を死ぬほど愛していました』と四時間かけて書きました。彼の部屋で死のうと思ったんです》と遺書を認めたことを告白。

 その2か月後、今度は自身のブログに《恐怖の告白!!》と題しておどろおどろしい言葉を書き殴り、7月にはYouTubeにて《船越英一郎 裏の顔》との動画を投稿。怒りと悲しみの表情を浮かべながら夫の“疑惑”を訴え続けたのだった。

 同年12月、ようやく離婚が成立したことを会見で報告した松居は、《みごと勝ち取りました! 本当にですね、本当に私の新しい未来の扉がグワーっと開きました。とっても嬉しいです》と、なぜか勝利宣言。

「一方の船越さんサイドは、一貫して“松居劇場”に立つことはなかった。相手にするのは得策ではないと考えたのでしょう。一方で、粛々と元妻を名誉毀損で刑事告訴するも、2018年9月に代理人弁護士を通じて“宥恕する”、つまりは彼女の数々の言動を寛大な心で許したのです。

 翌年の3月には、一代さんはアメリカ・ニューヨークに高級レジデンスを購入して移住。船越さんにようやく平和が訪れたというわけ」(前出・芸能リポーター)

熱愛報道後に「帰国」を報告

 ところが騒動収束から2年後、冒頭の船越の熱愛報道から1夜明けた1月5日、松居は《三途の川を渡るまでは一緒》と題したブログを投稿。《突然に決めた帰国です いまだ!と決断をして》と、突如の帰国を報告したのだった。記事が配信された直後だっただけに、これはまさかーー、

「どうやら帰国した日にち自体は1月1日の夜で、現在は隔離先のホテルから帰国までの経緯をブログで追って書き続けているみたいですね。現時点では船越さんの記事も一代さんの目に入っているかもしれませんが、そのために帰国したというわけではないでしょう(苦笑)。

 “三途の川〜”のタイトルも、彼女のお父さんの遺影も一緒に帰国する、ということのようです」(同・芸能リポーター)

 ブログでは帰国便でオミクロン株の感染者が出た可能性があることも報告。機内の乗客14人の中でただ1人ビジネスクラスに乗っていたという松居は、濃厚接触者には当たらずとも隔離生活を強いられているようだ。

 12月に厚生労働省が決定した「オミクロン株に対する水際措置の強化」によると、濃厚接触者でない場合は検疫所が指定する施設での6日間の隔離の後、自宅での14日目までの隔離措置が取られる。つまり松居は1月7日に自宅に戻り、1月14日以降に晴れて“自由”が許されるようだ。

「ブログでは隔離生活の様子を綴り、汚れが気になって部屋の中を懸命に掃除するあたりは一代さんらしい(笑)。すっかり、元の明るい彼女に戻っているみたいですね。離婚騒動も吹っ切れていることでしょう。

 そもそも、これまでも日米を行き来する生活を送っていましたし、今回の帰国理由も“日本で用事ができたこと”としています。ただ、2時間ドラマ顔負けの愛憎劇を繰り広げてきた元夫婦だけに、また船越さんの熱愛報道の後だけに少々不安にはさせられますが(苦笑)」(同・芸能リポーター)

 第2幕の開演、にはならないことを願いたい。